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George Clinton - Computer Games (Universal Music:UICY-77154)
George Clinton - Computer Games
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2014年末に正に奇跡的にもFunkadelic名義で33年ぶりのアルバムをリリースしたP-FUNKの帝王であるGeorge Clinton。丁度そんな話題が挙がっていた昨今、実は2013に発売30周年を記念してClintonの初ソロアルバムである『Computer Games』がボーナス・トラックを収録した30周年記念エディションとしてリリースされる予定があったのだが、理由は分からないままその企画は消滅。しかし、2015年である今年になって日本限定で再発(ボーナス・トラックは含まれない)が決まり、しかも1000円というお値打ち価格での販売でと、既存のファンにも新規のリスナーにも大変ありがたい出来事だ。Clintonは60年代からFunkadelicやParliamentを率いてP-FUNKの旋風を巻き起こしそのグループは70年代には一大集団となっていたが、しかし金銭や契約等の問題によりその軍団は空中分解してしまう。しかし転んでもただでは起きない、そんな逆境を逆手に取り電子楽器を大幅に導入したエレクトロ・ファンクを生み出したのが本作『Computer Games』なのである。何と言っても本作で話題になるのは"Atomic Dog"で、アメリカのR&Bチャートで4週連続No.1となった程の人気曲だが、その後多くのヒップ・ホップのアーティストにサンプリングされているいう事実がこの曲の素晴らしさを現している。曲そのものはファンクと言うかヒップ・ホップと言うか低重心で粘りのあるグルーヴがあり、そこにシンセサイザーのコズミックな音や下品ささえ漂うコーラスワークが絡む最高にファンキーな曲で、以前のP-FUNK時代に比べれば随分とスリムな音楽性ながらもファンキーさは全く失われていない。"Man's Best Friend/Loopzilla"は2曲が一続きになった曲で、前半のロボットボイスも導入したレトロフューチャーなP-FUNKから、後半は延々と同じ4つ打ちを繰り返しながらそこにモータウン・クラシックや過去の曲をサンプリングして仕立て上げたごった煮展開で、こんなノリもP-FUNKらなではだ。比較的前時代のP-FUNK色を残した"Get Dressed"はオーケストラやチョッパーベースに様々なコーラスワークが混じって猥雑さを生み、何だかメンバーが楽しくセッションをしている姿が浮かんでくるような陽気な曲だ。逆に小ぢんまりとして可愛らしいボーカルが入ったポップス的な"Pot Sharing Tots"や妙に懐メロのレゲエ調な"Free Alterations"などは、Clintonに期待する卑猥さが濁流となって渦を巻くような音楽性は無く、汎用な印象を残す。アルバムの中でも出来のばらつきはあるものの、アルバムは30分弱に上手く纏まってだらだらとせずに、すんなりとエレクトロ・ファンクを堪能させてくれるので冗長な印象を受ける事はない。それに1000円のお値打ち価格なのだから、これは買うしかないでしょう。

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| ETC4 | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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