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Conforce - Presentism (Delsin Records:111DSR)
Conforce - Presentism
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オランダといえばヨーロッパの中でも特にデトロイト・テクノへの熱心な愛を捧げる活動が見受けられ、例えばRush HourやDelsinのデトロイト・フォロワーとしての功績は顕著だ。そんなレーベルとの繋がりを持つBoris BunnikことConforceもやはり初期はデトロイト・テクノに影響を受けて、美しくエモーショナルなメロディーとダブの残響を盛り込んだコズミック感の強い『Machine Conspiracy』(過去レビュー)が高い評価を受けていた。しかしそれ以降の活動は『Escapism』や『Kinetic Image』においてディープなダブ性を強め音響やリズムに特徴を持たせた作風へとシフトし、またSilent HarbourやVersalifeなど異なる名義ではダークなダブやエレクトロへと傾倒し、デトロイト・テクノからの影響は希薄化していた。そんな流れからの新作は初期作風のエレガントな音も戻ってきた原点回帰の要素を含みつつ、近年の深い電子音響も損なわずに、Conforceとして音楽性を纏め上げた集大成的なスケールが感じられる。アルバムの始まりは空間の奥で寂れた電子音が反復しつつも、胎動のようなベースと澄んだパッドにより静かなグルーヴを生み出すアンビエントの"Glideslope"で幕を開け、続く"Realtime"では空虚で乾いたパーカッションが畳み込まれる中をデトロイト・テクノを思わせる望郷の念を誘うパッドが悲しげに伸びていき、アルバムの序盤から叙情的で近未来的なムードに満たされている。"Blue Note"では明確にリズミカルなビートが入ってくるが、物哀しくも美しい上モノに水飛沫のような淡い残響がアクセントを加え、デトロイト・テクノを更に洗練させたようでもある。一方で"Motion Sequence"は深遠な闇へと下降するダークかつディープなダブ・テクノで、豊かなダブ残響に包まれながらアンビエントのような掴み所のない快楽性を生み出している。アルバムの後半は90年代のAIテクノを思わせるアンビエントな強くなり、非4つ打ちの柔らかくダビーなリズムと浮遊感のある幻想的シンセが多層になって微睡んだ電子音響を生む"Monomorphic"や、初期Carl Craigを匂わせるぼやけた霧のようなシンセに満たされただけの抽象的な"Predictive Flow"など、近未来の都市を喚起させるSFのサウンドトラック的な音が待ち受けている。ややフロア向けの曲は減った印象も受けるが、これぞConforceに期待していた音楽というものが還ってきており、この深遠なるインテリジェンス・テクノは間違いなくデトロイト・テクノ好きな人の耳も刺激するだろう。



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| TECHNO12 | 19:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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