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Vangelis Katsoulis - The Sleeping Beauties Remixed (Into The Light Records:ITL002.5)
Vangelis Katsoulis - The Sleeping Beauties Remixed
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アムステルダムを拠点とするInto The Lightから面白い作品がリリースされている。このレーベルは2012年設立とまだ歴史は浅く、近年のダンス・ミュージックではなくギリシャのオルタナティブな電子音楽を掘り起こす事に力を注いでいる。そんなレーベルの最新作である本作はアテネ出身のシンセ奏者であるVangelis Katsoulisによるものなのだが、特筆すべきはリミキサーとしてノルウェイのバレアリック急先鋒のTelephonesやオランダのYoung Marco、そしてL.I.E.S.やThe Trilogy Tapesから変異体テクノ/ハウスを手掛けるAndrew Field-PickeringことMax Dが参加しており、どれもこれも現在のダンス・ミュージックとしての体裁を保っている事に安心して欲しい。何といっても素晴らしいのはA面に収録された8分超えの"The Slipping Beauty (Telephones Re-work)"で、原曲がどうなのか全く知る由もないのだが、このリミックスは完全にTelephones色へと染まった開放的なムードに満ちたバレアリックな作風だ。祝祭感を放つ明るいマリンバの響きに導かれ、ガラクタから鳴るようなエキゾチックなパーカッションや仄かに誘惑の味付けをするシンセサイザーを含ませて、広大な海洋に浮かぶ長閑な南国の島のような楽園ムードが満載だ。色彩鮮やかなトロピカル感と緊張を解きほぐす牧歌的な緩みが貫くこの曲は、バレアリックとエキゾチカの幸せな邂逅により生まれている。一方でMarcoは控えめに情緒を付け足してディープ・ハウスへと塗り替えた"Enigma (Young Marco Remix)"を提供している。木琴と思われるしんみりと懐かしい音と澄み渡るシンセのメロディーが絡み合う事で切なさが倍増し、強調する事のないスムースでなだらかな4つ打ちが続く作風は、思慮深く内向的な性質も含めてLarry Heardを思わせるようだ。Max Dによる"Improvisation (Max D Edit)"も淡く伸びるパッドから発する情緒はディープ・ハウス性が強いが、そこに星の瞬きのようなキラキラしたサウンドやドタドタしたパーカッションを加えて、より肉体的なグルーヴ感を強調したリミックスとなっている。それぞれが持ち味を発揮して異なる風合いの曲調である事から、DJとしても多方面で使えるであろう非常に便利なリミックス集であり、また旬のアーティストによる今の音を理解するにもうってつけだ。



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