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Fouk - Heavy On The Bacon (Room With A View:VIEW021)
Fouk - Heavy On The Bacon
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竹の子のように再現なく生まれくるアーティストの中から、的確に新しい才能を見付けるのは非常に難しい。そこでアンテナに引っ掛かるとしたらやはり信頼出来るレーベルからのリリースがあるか、それは非常に重要な判断の一つとなる。Foukなる聞き慣れないアーティストは、実はオランダでディープ・ハウスのレーベルであるOutplayを運営しているDaniel LesemanとHans Peeman a.k.a. Junktionの二人から成るユニットであり、この名義では既にDetroit Swindle主宰のモダンなハウスを量産するHeistからもリリースをしているので、興味本位を手を出しても期待を裏切られる事はないだろう。事実、新作でも彼等らしいブラック・ミュージックからジャジーかつディスコティックな要素を持ち込み、生っぽい音のフレーズを活かして艶かしさを残したモダンなハウスを披露している。A面にはざらついてリラックスしたビートと抜けのよいパーカッションを軸に、そこに優美なエレピやファンキーなギターカッティングに鮮やかな管楽器の音色、更にはふざけたようなボーカルまで色々と音を盛り込んで、まるでファンク・バンドが演奏していると思わせるライブ感のある"Heavy On The Bacon"を収録している。元々ビートダウン・ハウスやブギーな音楽性を披露していたので驚く程ではないのだが、DJとしてのツール性からではなくバンド的な視線で作れらた楽曲だからこそ、それ一曲で聞かせる完成度を誇っている。B面の"Coconuts"は更にリラックスして憂いを感じさせ、ざっくりとしたジャジーなリズム感と生温く躍動するベースラインがしっとりと湿度を帯び、そして古ぼけたようなシンセのサウンドが懐かしく響く。この男の咽び泣きのようなしんみりした切なさは、踊り尽くしたパーティーの朝方や終わり間近で聴きたくなるムードにぴったりだろう。



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