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Sofatalk - Floating Thoughts (Ambassador's Reception:ABR015)
Sofatalk - Floating Thoughts
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物理メディアでのリリースは2015年からとまだ作品数が少ないために詳細が分からないものの、公式サイトではディスコやファンクにダブやハウス、ダウンビートから実験的な電子音楽を結合させたと述べているイタリアのSofatalk。わざわざワンマン・プロジェクトと公言しており、その通りPiero Paolinelli一人によるプロジェクトだ。当方もこのアーティストについて全く情報を持っていなかったものの、Webでの試聴一発で魅了され即購入に至る程に、即効性のある魅力を放っている。EPとは言えどもリミックスを含めて計6曲を収録しており、ボリューム的にも満足感の高い1枚で、特にレトロなブギー感のあるハウス・ミュージックは懐かしくもありリスニングとしても素晴らしい。コズミックなシンセや効果音をふんだんに取り入れた”Away From The Point”は、生っぽいリズムや煌きのあるシンセにビビッドなベースなどディスコティックな哀愁が際立っているが、音自体は程良く綺麗に整えられ古臭さは全くなくモダン・ディスコとでも呼びたくなる風合いだ。続く"Floating Thoughts"もやはりメロウで淡いパッドから始まり、カラッとした乾いたパーカッションが初期ハウスを思わせるローファイな作風だが、途中から自然と入ってくるアシッドのベースラインがメロウな中に毒気付いたアクセントを忍ばせる面白いハウスだ。それをマンチェスターのChris Masseyがリミックスした"Floating Thoughts (Chris Massey Top Off Remix)"は、TB-303のアシッドを更に強調した上にハンドクラップも追加したりと完全に不良な悪っぽさが蔓延るシカゴのアシッド・ハウスへと生まれ変わらせつつも、後半には叙情的なテック・ハウスも聞こえてきたりする瞬間もある面白い作風だ。そして裏面も充実した内容で、シカゴ・ハウスっぽいからっとしたパーカッションやリズムにウォーミーで微睡んだパッド使いが夢見心地なディープ・ハウス寄りの"State Of Flux"や、伸びやかなシンセと多幸感に溢れたメロディーが展開し重力からも解放されたようなふんわりしたローファイ・ハウスの"Halo Strings"、それに躍動的なドラムを加えてブラジルのサンバ風な爽やかなリミックスを施した"Halo Strings (The Central Executives Remix)"と、どれもこれもが直ぐに耳を惹き付ける程の即効性とリスニングとしての耐久度を兼ね備えている。古くも新しい現代版ディスコかモダンなハウスか、情緒的なシンセの使い方がとても耳に残る素敵な曲が満載だ。



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