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Denki Groove - The Movie? (Ki/oon Music Inc.:KSCL-2646)
Denki Groove - The Movie?
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日本のテクノシーンの間違いなく大きな一角である電気グルーヴ。活動25年にも及ぶその活動で蓄えられた映像を元に、彼等の歴史を総括する映画が「DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜」であり、そこで監督を担当したのが大根仁。過去25年分の膨大な映像素材、おおよそ250時間を眺め続けてそれを編集する作業を行い、大幅に公開は遅れたものの無事映画は完成。そんな苦行とは別に、その大根監督が映画に併せて選曲を行いリリースされたのが本作で、ベスト盤とはまた別のサントラとしての意味合いが強いか。但し選曲はベストの視点とは異なりながらも高いテンションを保った勢いのある曲が多く、電気グルーヴを初めて聴く人でも間違いなく彼等の魅力を体験出来るものとなっている。オープニングは『25』に収録されていたバージョンを映画向けにエディットした"25 Raw Beats(Movie Edit)"で、電気グルーヴにしては随分とシリアスで冷気漂うテクノに驚かされる。"虹 (Live@Mayday Mix)"はアナログ(当然ファンなら持っているよね?)だけに収録されていたバージョンだが、オリジナルの野外的な雰囲気よりもクラブ的な硬質さも備えたミックスで、こういったおふざけ無しのストイックなテクノも当たり前だけど出来るのだと再認識させられる。そしてライブバージョンの高いテンションと臨場感がこれでもかと迫り来るのが"Volcanic Drumbeats"と"Flashback Disco"で、正に激しく狂うようなドラムが炸裂して怒涛のラップが被さる前者とフジロックという大舞台でポジティブな高揚感が放射されるテッキーなディスコの後者と、もういい歳になった中年二人組とは思えないこのハイエナジーなライブには悶絶だ。そして本作でのお宝は初期の名作を現在に蘇らした"N.O. 2016"だろう。『The Last Supper』に収録されていた"N.O.(Nord Ost)"はかなり変化球なリミックスだったが、この2016年バージョンはオリジナルの雰囲気をそのままに現在のマッチョな音で味付けして骨太にしているので、リミックスとしての面白みはそれ程ないもののクラシックな要素が強いからこそ飽きの来ないアレンジだ。名曲から変態系な曲までバランス良く盛り込みながら最初から最後まで怒涛のテンションで貫き、そして喜怒哀楽に溢れた感情豊かな構成に、電気グルーヴのその存在感の大きさを感じずにはいられない。

Check "Denki Groove"

Tracklistは続きで。
1.25 Raw Beats(Movie Edit)【初CD化】
2.Hello Mr.Monkey Magic Orchestra(Live@Fuji Rock Festival '14)【初CD化】
3.電気ビリビリ
4.Mud Ebis (Chimimix)
5.新幹線(Movie Edit)【初CD化】
6.虹(Live@Mayday Mix)【初CD化】
7.ママケーキ
8.Shangri-La
9.Volcanic Drumbeats(Live@Yakyu Disco 1997.8.16 Akasaka BLITZ)【初CD化】
10.Flashback Disco(Live@Fuji Rock Festival '14)【初CD化】
11.弾けないギターを弾くんだぜ
12.電気グルーヴ×スチャダラパー Twilight
13.少年ヤング
14.Shameful
15.N.O. 2016【新録音源】
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