CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< C2-R2 (Knife & Folk Records:KF 000) | main | Mood II Swing - Strictly Mood II Swing (Strictly Rhythm:SRNYC022CD) >>
Walt J - Simplicity (Sounds Of The City:SOTC-WJ01)
Walt J - Simplicity

実にややこしい事に同名のアーティストがいるので勘違いしやすいが、今日紹介するのはデトロイトの古参アーティストであるWalter JonesことWalt J。一般的なデトロイト・テクノやデトロイト・ハウスの流れに組み入れらるというよりは、今思うとちょっとしたカルト的な扱いもあったように思われ、事実2010年以降にはデトロイトのFitから過去の名作の復刻が続いている。2014年には17年ぶりの新作となる「Resurgence EP 」が発表されたが、今度は新興レーベルであるSounds Of The City(Brian Hardenらもリリースする)から更なる新作がリリースされている。そのカルト的な扱いとは対照的に作品自体はちょっと懐かしみのあるレトロ感がありながらもエモーショナルで、特に時代に流される事なく普遍的な価値を見い出せるようなハウスが中心だ。"Test Your Limits"はやけに残響の強いリズムがライブ録音を思わせるが、希望に満ちたような明るいシンセのコード展開や高らかに祝福を奏でるトランペットのメロディーなど、闇を振り払う煌きが眼前に広がるディープ・ハウスで朝方のフロアに適しているだろう。裏面の"Simplicity (The Atkins Tribute)"はそのタイトルが示す通り、デトロイト・テクノの生みの親であるJuan Atkinsへと捧げられた曲だが、これはLos Hermanosを思い起こさせるガツガツとした野性味溢れるビートと躍動的なシンセのメロディーが存在し、製作時もデトロイト・テクノを意識したのではと想像せずにはいられない。一方で"Bypolar"は予てからのWalt Jの作風を引き継ぐもので、奇妙ではあるが可愛らしいシンセのフレーズや落ち着きながらスムースなハウスのグルーヴが継続し、途中にはジャズ風なブレイクも織り込んで刺激的な展開も作っている。過去の作品に比べると当然今っぽさはあるものの、やはり流行り廃りとは無縁な音楽性が確立されており、Walt Jがデトロイトの中でも独特な存在感を放っていると感じずにはいられない。



Check "Walt J"
| HOUSE11 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 12:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック