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2016/4/2 Contact Opening Party -Deep Space- @ Contact
惜しまれつつも2015年末にクローズしてしまった代官山Air。知名度だけを重視するのではなく将来を期待された新星も積極的にブッキングする音楽面での確かなセンス、適度な大きさでアンダーグラウンドからポップなフィールドまでカバー出来る箱の作りなど、クラブ・ミュージックを愛する者にとっては無くてはならない存在だった。14年以上に渡る活動故にそのクラブのクローズは、パーティーに対する希望の喪失にも近い気持ちがあった。しかし2016年3月、そんなAirの意志を受け継ぐクラブの誕生が発表された。それこそがDerrick Mayが名付けたというContactで、YellowやElevenにAirのテイストを受け継いでビッグネームのDJと共に新進アーティストを同時に招聘し、アンダーグラウンドと道玄坂のメジャーな客層の融解を目指していく方針であるというクラブだ。オープニングパーティーは2日に渡って開催される事になり、その2日目にはElevenのオープニングを務めたFrancois K.がメインフロアを担当する。
最初、道玄坂に立地するという話を聞いた時には客層を含めどうなるかと思っていたが、蓋を開けてみれば道玄坂の坂の途中の駐車場の奥に入り口があり、結局はこの分かり辛い入り口から客層は絞られてくるように思われる。入場には必ず会員登録をしてスマートホン等での画面の提示が必要となる事もあり、当初の方針からは多少変わった事を感じさせていた。エントランスを通過し地下へと降りると、左側にはSTUDIOと呼ばれるメインフロア、右側にはCONTACTと呼ばれる2NDフロアがある。早速Toshiyuki Gotoがプレイ中のSTUDIOへと移動すると、こちらは禁煙かつ飲酒も不可と完全に踊るためのフロアへと特化されている。低い天井や比較的横幅のあるフロアはYellowとElevenを思わせる雰囲気があり、殺風景で飾り気のない暗いフロアは正にアンダーグラウンドと呼ぶに相応しい。Gotoは予想していた通りのハウス・セットで、低音が太いズンドコなダブ寄りハウスから"Say What You Want (Dicky Trisco Version)"のようにどっしり重心の低いニュー・ディスコなど、まだ早い時間帯のフロアをゆったりゆらゆらと揺さぶるプレイだ。暫くしてGoth-TradへとDJが交代すると、がらっと音は変容し非常に重苦しい重低音とノイズにも近い音響を発するインダストリアル・ダブ・テクノとでも表現出来る攻撃的なサウンドへと変容した。GotoにしてもGoth-TradにしてもまだPAも慣れていないせいもあるのかもしれないが、やや高音がエッジが効き過ぎているようにも思われるが、前後に配置されたスピーカーの鳴りは十分に大きく太くAIRにも負けず劣らずである。

STUDIOは酒が飲めないので、取り敢えずアルコール補給も兼ねてCONTACTへと移動すると、こちらはやはりというかSTUDIO以上に人が溢れていた。2NDフロアとは言えどもAirのメインフロアで使用していたスピーカーを再利用しているので、音響面での不足は全くなくスペース的にも十分踊れるので、人が集まるのも納得という感じか。メインフロアで飲酒禁止な方針は今後はどうするのだろうと思いつつも、DJ Noriのハウス〜ディスコ・セットは熱気と人間臭さ溢れるソウルフルなヴァイブに溢れていて、正直STUDIO以上に盛り上がっている。オープニングパーティーという事もあってかDJ Noriのプレイも何だかいつもより良い意味で派手さも感じられ、"Strings Of Life (Danny Krivit Re-Edit)"をプレイすればフロアは歓喜に包まれる。センチメンタルな気分を誘う古き良き時代のシカゴ・ハウスである"Let the Music Use You"や、キュートな女性ボーカルが都会の夜を彩る"Living In Ecstasy (Groove Mix Edit)"などハウスのクラシックも惜しみなくプレイし、2NDフロアながらも他の小さなクラブ以上の熱狂的な盛り上がりにもう汗も吹き出す程だ。それからはディスコやハウス以外にもNew Orderの"The Beach"もプレイしたりと、ニューウェーブな流れもあったり昔からのパーティー好きにも受けるようなプレイだったかなと思う。

そしてSTUDIOでは26時半頃にFrancois K.が遂に登場だ。「ミナサン、コンバンワ」の挨拶から始まり幻に惑わせるような上モノだけが鳴るビートレスなアンビエントで開始し、その奥から次第に浮かび上がってくる官能的な音色のフレーズは…"E2-E4"だ。Elevenがオープンした時の朝方にも披露したあの曲が、今度はContactのオープンを祝福するかのように鳴り出し、Francoisの一挙手一投足を見つめる人達が立ち尽くし静けさが広がるフロアに幸せが満ちていく。暫くの陶酔の中でこれからどんなドラマが始まるのかと期待をしていたが、徐々に音が小さくなり突如フロアに明るい照明が点くとパーティーの終わりを告げるアナウンスが流された。詳細は分からないがどうやら騒音によるクレームで警察が来たとの事で、残念ながらこれ以上パーティーを続ける事は不可能になってしまったようだ。地下2階のあのフロアから本当に音が漏れているのか、クラブの中にいる私には分からないし、改正風営法が実施される前の見せしめ的な印象も拭えないのだが、こればかりはどうにも出来ないもどかしさ。折角のオープンに水を差され意気消沈ではあるが、今後も充実したブッキングと私好みの箱の雰囲気ではあるので、渋谷のクラブを盛り上げる起爆剤となってくれる事を期待したい。

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