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2016/5/27 THE OATH -every 4th friday- @ Oath
2016年、Oathの奇数月第四金曜日はDazzle Drumsが担当を任され、彼等が好みのDJを呼び寄せながらパーティーを開催している。Dazzle Drumsにとってのホームパーティーと言えるBlock Partyが比較的クラシカルなハウス/ディスコを打ち出したものであるのに対し、The Oathでは場所柄の混沌としたイメージに寄り添うようにより制約なき幅広い音楽性を以って、アーティスト性を刷新するような場になっているのは特筆すべきだろう。今回はシカゴ・ハウス狂いなRemi、東北の若手DJであるBOWを招いての3回目の開催だ。
当日は早めに切り上げる予定だったので、その代わりに早めに現地入りをすると、24時頃にもかかわらず既に多くの人が集まっている。特に半分くらいは外人だったと思うが、男女が絡み合いながら目のやり場に困るような混沌としたフロアは、これもパーティーらしく夜の楽しみだと感じさせる。そんな環境でRemiはまだ上げずに、しかし野太いグルーヴでダーティーかつ気の抜けたハウスを繋ぐ。スカスカで味気ないハウスが逆にファンキーなのがシカゴ・ハウスの持ち味で、しかし脳天から体の真下まで貫くような太いキックが、がつんと肉体を刺激する。Einzelkindの"Major Brain Malfunction"の硬くファンキーな流れに、アホアホなボイスサンプルのハウスなど、ミッドテンポながらも真夜中へと進んでいく時間帯にぴったりの展開だ。意外にも甘く問いかけるようなディープ・ハウスも用いるが、直ぐに骨太でチージーなシカゴ・ハウスへと戻り、ずぶずぶとした混沌渦巻く世界が露出する。肉体面の攻めだけでなく、惑わせるような不安定なメロディーはトリップ感があり、全くソウルフルでないぶっきらぼうな呟きはアクセントとなり、精神面への侵食も行い体の内外から攻められるようだ。そして煌めきを放つフィルター・ハウスも飛び出せば、遂にズンドコと開放的なアッパーな勢いにのり、簡素な音質をダーティーなベースが支えながら逞しさを生み出す事に成功している。そんな中でDJ Sneakによる"Nectar Lights"の昔懐かしい味わいと派手な賑わいが混在するハウスは、正にパーティーチューンに相応しく耳を惹き付けていた。パワフルな攻めで興奮を高めつつやっと真夜中の饗宴らしい弾ける雰囲気も現れるが、振りきれる事はなく勢いは適度に制御され次へと繋げる事の意識が感じられるプレイで、こういう時間帯にプレイするRemiのプレイは何だか渋い。フロアの中も軒先もいつしか人で溢れ、パーティーは活況の最中。ラストは"My Beat (Derrick Carter's Disco Circus Mix)"でファンキーながらも気の抜けたアシッド感が面白く、早い時間帯にじっくり温める事を意識しながらも如何にもRemiらしいファンキーな個性も感じられ、いぶし銀のDJプレイだった。

対してDazzle DrumsはいきなりMaurizioの"M4"と、ミニマル・ハウスによる端正なスタートを切る。かなり意外の選曲に驚きつつそこから猥雑なハウスやシャッフルする民族的でアフリカンなハウスなど、序盤から目まぐるしくジャンルが入り乱れるアグレッシヴな展開と、普段のプレイとは異なる変化球を見せる。そこから早くも熱量の高いエレクトロニックで妖艶な響きを放つハウスで疾走し、テッキーなリフで引っ張るテック・ハウスで更に加速するなど、彼等のホームであるBlock Partyの伝統的な雰囲気とは明らかに異なる選曲が魅力的だ。そしてほぼテクノであろう激しい曲や壮大な空間の広がりもあるプログレッシブ・ハウスなど、大箱をイメージしたかのような仰々しく派手な展開で揺さぶりをかける。懐かしさを誘発するディスコやソウルフルなハウスは一向にプレイする兆候はなく、この日はOathという場所で普段は回せない音源を回してチャレンジするのかなと思わせていたが、中盤には簡素を極めたアシッド・ハウスの"No Way Back"+"Din Daa Da"のエディットでがらっと展開を入れ換える。そこにファットなキックとフィルターが炸裂する"In The Dark We Live"を繋げるクラシックの到来で、一気にピークへと駆け上がるような展開にニンマリ。やはり定番な音楽はどうしたって心に響くもので、予定調和を楽しみつつそこから徐々にソウルフルはハウスの展開へ。"Get Up (Everybody) (Parade Mix)"の感情を吐露するボーカル・ハウスに心温まり、しかしそこに荒波で飲み込むようなテクノが押し寄せたりと、何だかんだこの日のDazzle Drumsは全体の傾向としてハードさを強調していたようだ。滑らかな4つ打ちだけでなく重いキックが地響きとなるテクノなど、終盤も怒濤の勢いで猪突猛進するプレイで、Oathという色んな客層が混ざり合うクラブを更に熱狂的な混沌へと導くような激しい2時間だった。

BOWも前からの流れを引き継きながらも、よりテクノらしい切れのあるプレイが眠気を吹き飛ばすように刺激的だ。一向に手を緩める事はなく、むしろ硬質な音やグルーヴのエッジは増し、電子的なサウンドが前面に出た覚醒的な音は完全にテクノだ。太さよりも鋭利な切れ味が、揺らぎよりも突き抜けるスピード感が、若いエネルギーを感じさせて明るくなってきた時間帯でもまだまだテンションは下げさせない。とまだまだパーティーの途中ではあったものの、この後の予定のためになくなく帰路へと就く事に。決して長い時間を居る事は出来なかったが、三者三様のプレイを十分に体へと浴びれた事やいつもの仲間も集まって楽しめ、ほっと安心出来るパーティーは如何にもOathらしい。

■Dazzle Drums - Concrete Jungle(過去レビュー)
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■Dazzle Drums - Rise From The Shadows(過去レビュー)
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