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Eduardo De La Calle - Collected (Mental Groove Records:MG112CD)
Eduardo De La Calle - Collected
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2012年から3年間に渡りアナログでリリースされてきた「Analog Grooves」が、遂にCDとしてアルバム化された。制作したのはスペインを代表するテクノ・アーティストの一人であるEduardo De La Calleで、今までにもCadenzaやMental GrooveにMule Musiqを含む世界各地のレーベルから作品をリリースしており、そのレーベルの多様性通りに冷淡で機能的なミニマルから温かいオーガニックなハウスに神秘性を伴うテクノまで音楽性は自由な変化を見せる独特なアーティストだ。本作も同様に様々な作風が混在しており、一筋縄では聴けない面白いアルバムになっている。甘く官能的な女性の呟きをスパイスに、アシッディーなシンセとしっとりした4つ打ちで淡々と進む"Never Summertime Again (Re-Modelled Mix)"は、激昂する事なく侵食するような湿度を帯びたディープ・ハウスだ。続く"E*E* (Rave Signal Rework)"はかの伝説的なクラシックをスピリチュアルなジャズの要素も用いたインプロビゼーション的に仕上げているが、一方では"E*E* (Deva Remake)"においてよりオリジナルに敬意を払いつつフロア・フレンドリーな4つ打ちや、闇を切り裂くような静謐なピアノのフレーズを加え、長い陶酔へと導く荘厳なミニマルと化している。アドリブのような繊細で耽美なシンセのフレーズが耳に残る奥ゆかしいディープ・ハウスの"Slowlife (Rework)"、妖艶なトランペットと奇妙な電子音響によってサイケデリックな世界を遊泳する"Blade Runner"、そして最後の正にジャズ的なグルーヴ感を伴う内向的な"Mental Jazz"と、全体として闇が広がる宇宙の果てまでも彷徨うようなコズミック・ジャーニーにも感じられる。怒号のような重圧のあるキックや突き抜ける疾走感は全く無いが、その変わりに揺るぎない持続感を生むミニマルな構成と繊細かつ丹念に組まれた生音と電子音の響きは、深い精神世界へと作用するのだ。Eduardo De La Calleの多様な表現力が見事に反映されたアルバムと言えよう。



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| TECHNO12 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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