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2008年の海外デビューから早8年、現在では大型フェスから国内各所のパーティーに出演して新世代としての立ち位置を確立させたYosa。元々はDrumpoet CommunityやDirt Crew Recordingsに曲を提供するなどアンダーグラウンド性の強いディープ・ハウスに取り組んでいたものの、近年はメジャーとアンダーグラウンドの境目を埋めるようにポップ・フィールドともリンクし、クラブだけに依存する事のない普段の生活の中に流れているようなダンス・ミュージックへと接近している。それは2014年にリリースされた初のアルバムである『Magic Hour』(過去レビュー)も感じられた事だが、1年半ぶりとなるこの新作でも更にその路線が推し進められ、よりポップにより親しみやすいハウスとヒップ・ホップの折衷主義を成し遂げている。特筆すべきは全編通してボーカリストをフィーチャーしている事で、例えばアンダーグラウンド性の強いテクノであれば意味を排すようにインストとなる傾向が強いが、このアルバムに於いては歌がある事で耳へすっと入りやすい作用を持つ事になっている。参加しているボーカリストについて筆者が知っている事は少ないが、どれも可愛らしさなりテンポの良さなりを活かした歌がトラックを更に馴染みやすいものにしているのだ。ヒップ・ホップ寄りの気怠いビートに弛緩しつつもメロウな雰囲気を添える歌が心地良い"Life with You"、NOPPALの持続感のある甘いラップとフローティングするハウス・グルーヴの"Spresh"と、序盤からポップで明るいサウンドがYosaの作風として馴染んでいる。タイトル通りに眠りへと誘うような"Sleep tight."は数少ないインストで、耽美なエレピの旋律とざっくりしたダウンテンポな作風はアルバムの中でインタールード的な効果を成している。続くのはJabba Da Hutt Football Clubを起用した"Navy"で、重心の低いヒップ・ハウス気味なトラックの上にねちっこいラップが後を引くトラックで、ネオンライトのような光沢を持ったシンセがポップな感覚を生んでいる。そしてアルバムのコンセプトを示唆する"夜明け前"ではZOMBIE-CHANG & SALUが参加しており、ファンキーで哀愁が滲み出るギターと切れのあるラップと儚げな女性ボーカルが入り乱れ、アルバムの中でも最もエモーショナルな曲になっている。どれもポップで分り易い響きがあり、アルバム通して40分弱のコンパクトな作風と、いつの間にか聴き終わってしまう程にアルバムは上手く纏まっている。停滞感が強い現在のクラブやパーティーと場所に新世代が風穴を開けるとしたら、正にこれはそんな意図が込められているように思われるのだ。決してクラブ・ミュージックを好きな人だけでなく、J-POPを好きな人にも訴求する可能性を秘めている。



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