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2016/11/19 Primitive Inc. 10th Anniversary × Ageha 14th Anniversary Masters At Work in Japan @ ageha
Body & Soul含めて嘘偽り無く良質なパーティーの企画を行うPRIMITIVE INC.。2006年に設立されたこの会社が設立記念パーティーに呼び寄せたのは、何とLouie VegaとKenny Dopeから成るハウス・ミュージックにおけるスーパーユニットであるMasters At Workだったのは最早奇跡と呼んでもよいだろう。事実、それから10年間はその両者が個別に来日する事はあっても揃っての来日はなく、日本でそれを聴けるのは忘却の彼方へとなりつつあったのだが、再度それを実現させるのがまたPRIMITIVE INC.なのは運命的にさえ思われる。2006年の設立から10年を経て会社としての10周年記念、そしてagehaの14周年記念の合同パーティーにMasters At Workが来日し、そしてagehaという特大クラブの環境を活かしてベテランから若手まで幅広く実力のあるDJが集結し、ある種の祝祭感のあるお祭パーティーが催された。
この日はメインフロアであるArenaからIsland、屋外のプールがあるWaterや箱型フロアのBoxなど4つのフロアをフル活用し、最初から最後まで全く目が離せないタイムテーブルなど悩みどころではあったが、先ずは開放感のあるWaterで沖野修也のDJを聴く。甘い歌に魅了されるハウス、西ロン系のブロークン・ビーツ等流麗さを纏い大人びている空気はいかにも沖野らしく、キャッチーで耳に残る掴みや易さがあり、屋外の涼しげで爽やかな雰囲気とシンクロしながら軽快なビートを刻む。お酒を飲みながら会話も楽しむ事を邪魔しない気の利いたプレイだが、Session Victimのブギーで弾けるパーカッションの効いた"Matching Half"辺りから勢いを増し、そこにVegaがリミックスをした"Souffles H (King Street Club Mix)"というクラシックも投入すれば一気に高揚感は高まりだす。更にそこにしやなかで弾力のあるブロークン・ビーツと耽美なピアノが耳に残る"Still in Love (Kyodai Rework)"も繋ぎ、早くも身も心も弾けるようにパーティーは祝福に包まれるようだ。大胆な、しかし優雅な流れの中にしかしスウィングする本格ジャズを繋ぎ一旦ガラッと展開を変える事で締りも感じさせ、そこにまたしてもVegaによる優美なラテン・ジャズの”Because We Love It”を繋いでMAWへの思いを寄せている事は明白だ。

Boxへと移ると暗い室内型の空間で橋本徹が丁度DJを始める所だ。ラテン・パーカション打ち乱れる緩やかなハウスで始まり、そこから軽快に太鼓が弾けるをリズム感あるハウスを軸に端正な4つ打ちセットへ移行。甘さの中に爽やかなグルーヴが息衝き、橋本らしいメロウな感情を纏いながらもパーティーの力強さが打ち出たプレイだ。

いつでもどこでも気になるDJが出演していたので、Boxの次には再度Waterへと戻り井上薫のプレイを聴く事に。いきなりTaana Gardnerの"Work That Body"というガラージ・クラシックのファンクでディスコな熱量を帯び、そこから生音中心のオーセンティックなディスコ選曲で、恐らくDavid Manc
"Afrika"では生命力のあるアフロ・グルーヴが肉体を揺らし、そこに"Nomad (Full Experience)"の耽美な旋律が舞うフュージョン・ハウスで爽やかな芳香を振り撒きながら、オーガニックなハウスビートが心地良い。

そして遂に待ちに待っていたMasters At Workの時間。Arenaへと移動するとフロアは満員状態で、10年ぶりの来訪を待ち侘びて居た人や初めて彼等を体験する人の期待が現れていた。VegaとDopeがブースへ並ぶと初っ端『Ourtime Is Coming』から"Lood - Intro"を落とし込み、MAWのテーマ的な流れで一気に彼等の世界観で飲み込んでいく。そこに"Let's Do It (Louie Vega Dance Ritual Mix)"を繋げて最早ハウスの鉄板な流れで心を鷲掴みにし、大箱に合わせたであろうパワフルかつ熱量の高いソウルフルなハウス中心に序盤から勢い良く盛り上げる。色っぽいボーカルと共にオルガンの使用が90年代ぽいQuentin Harrisの"My Joy"など熱量の高さを強調しつつ、アフロなグルーヴは真っ暗なフロアにも風が吹き抜けるような爽快な空気も持ち込み、おおよそ多くのファンが期待しているであろう音を紡いでいた。勿論それだけでなく"Bar A Thym"のような硬めのキックがテクノ寄りな大箱向けのクラシックも回したり、ソウルフルなハウスに仄かにアシッドな曲も混ぜる事で悪っぽくて不良じみたムードを作り雰囲気を変えたりと、勢いは基本的に上げ目で熱量の高さを保ちながらハウスを軸とした大きな波に飲み込んでいく。根底にはハウスという音楽への信頼を感じさせる揺るぎない芯があり、ハウス・グルーヴ一辺倒でも寧ろそれが期待通りだから迷いの無さが潔く、例え何ほかの要素を持ち込んでもしっかりとMAWのハウスになるのはレジェンドが積み上げた経験の賜物だろう。また、この日はある種のお祭りだからこそもしかしたら選曲もいつも以上にクラシックを多用していたのだろうか、"The Way I Feel (Terrence Parker Deeep Detroit Heat Re-Edit)"など古き良き時代の曲がプレイされると素直に盛り上がるし、こういったクラシックはパーティーの場に居る人達に祝祭的な一体感をもたらすのだ。

残念ながらパーティーが終わる1時間前には会場を後にしたが、昼間のパーティーという事もあってか久しぶりにパーティーに顔を出していた友達や、歳を重ねてオールナイトには来なくなった人も遊びに来ており、色々な人と出会う事も出来たのは大型パーティーだからこそだろう。その反面、4つのフロアに多くのDJを詰め込んでいたので各DJのプレイをじっくりと堪能出来なかった事はもったいないというか残念でもあるのだが、普段パーティーに参加しない人にとっては色々なDJを纏めて体験出来る良い機会にもなっていただろう。何よりMAWの10年ぶりの来日というだけでハウス・ミュージックのファンにとっては歓喜すべき事であり、この日はお腹いっぱいにハウスを堪能するには申し分の無いパーティーとなった。

■Defected Presents House Masters - Masters At Work(過去レビュー)
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■Defected Presents House Masters - Masters At Work Volume Two(過去レビュー)
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