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Telephones - Vibe Telemetry (Running Back:RBCD08)
Telephones - Vibe Telemetry
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2014年にRunning Backからリリースされた「The Ocean Called EP」(過去レビュー)を契機に、その後はJose Padillaによる久しぶりのアルバムでの共同制作も行い一気に注目を集めたノルウェーのHenning SeverudことTelephonesは、バレアリックの新風の中で特にアルバムの完成が待たれていた一人だろう。その音楽性は真夏の弾けた多幸感、トロピカルかつドリーミーなリゾートの雰囲気、澄み切った青々しい爽やかさ、輝かしい程の太陽光に包まれたオーガニックな感覚などいわゆる閉鎖空間で圧迫感のあるクラブとは真逆の開放感溢れる野外でこそ映えるであろうバレアリックなもので、だからこそ本作は真夏のシーズンに間に合っていればという思いはあるが、それを差し引いても期待に答えた素晴らしいアルバムだ。幕開けはノンビートのアンビエント系である"147 Stars"で、遠くに南国の鳥の囀りも微かに聞こえつつ色彩豊かな電子音がねっとりと融けて徐々に胎動を始めるような曲は、この後の大らかなバレアリック・ジャーニーを予感させる。続く"Sierra"ではキレのあるハイハットや安定感あるキックによって軽やかにリズムが弾け、そして輝かしくピュアな響きのピアノコードが嬉々とした感情を誘発し、ややイタロ・ハウス的なゴージャスさも持ち込んで一気に視界は開けていく。奇妙な電子音のリズムに引率される"Tripping Beauty"はマリンバのミニマルな反復がエキゾチック感を生み、未知なる世界が待つ密林奥地へと足を踏み入れるトロピカル・ハウスだ。アルバムには複数のインタールも用意されており、虫の鳴き声らしきサンプルなど環境音が用いられた"Highs and Bungalows"や意識もカラフルな電子音の中に融解するドリーミー"Expanse"など、ダンスの合間にはほっと一息ついてリラックス出来る瞬間もある。アルバムの後半でも底抜けの多幸感が色褪せる事はなく、トライバルな太鼓が爽やかなグルーヴを刻み澄んだ電子音が湧清水のように溢れ出してくる"Entropikalia"や、正にイビサ・バレアリックを体現する黄昏時の切なさが滲み出るディープ・ハウスの"Dtmf"など、アルバムのラグジュアリーでリゾート感覚に統一された世界観はTelephonesに期待していた物が見事に反映されている。本の束の間の南国への旅行は心身を解放へと導き、穏やかな至福の時間を作る事は間違いなく、イビサを体験した事がない者にもバレアリックな感覚を少しでも味あわせてくれるだろう。



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