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Silver City - Projections (Catune Records:CATUNE61)
Silver City - Projections
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9dwによって2001年に設立された東京を拠点とするCatune Records、元々はポストロック寄りのインディーレーベルだったものの何時しかリリースされる音楽はクラブでプレイされるにも耐えうるダンス性を備えるようになり、今ではレーベルカラーとしてロックのライブ感とディスコやファンクのダンス性が融和したハウス・ミュージックが定着している。そんなレーベルが満を持して送り出すアルバムが20:20 Visionでも活躍するFernando PulichinoとJulian SanzaによるSilver Cityで、既にCatuneより爽やかなバレアリック感もあるディスコ・ダブを主とした2枚のEPを送り出しており、その集大成として制作に2年の歳月を掛けたと言うのが本作だ。レーベル公式の案内によれば新旧のモノフォニック・シンセにリズムマシン、そして彼等の音の響きを豊かなものにしているギターやベース等の楽器の生演奏も含み、即興的なプロダクションはCatuneのレーベルカラーを端的に表しているようにも思われる。アルバムの冒頭を飾るのは"I See You"、生っぽいドラムの4つ打ちは間違いなくディスコが根底にあり、そこに爽快に伸びるギターサウンドや光沢感のあるシンセ使いとFernandoの懐メロ的な歌が、アルバムの中でも特に感傷に引き込まれる曲だ。アルバムの為に制作された"Projections"もディスコの風味はあるものの、捻れたシンセや浮遊する電子音からはサイケデリックな芳香が漂っており、ビートダウンらしい粘性の高さも相まって中毒的だ。"Ride Away"や"Country Boots"辺りは非常にSilver Cityらしいと言うべきか、ロック風の躍動に満ちたドラムやファンキーなベースが脈打っており、そこに豊潤な響きのシンセや電子楽器も加わる事でライブ感に満ちた開放的なディスコ・ダブになっている。8分越えの大作である"Shadow"も整った4つ打ちだが、角の取れたまろやかなキックはハウス寄りで、そこに軽やかに広がっていく青々しいギターや眩いエレクトロニクスが彩ればそれはもうニュー・ディスコである。アルバムにはリミックスも収録されており、Is It Balearic?のCoyoteが原曲よりもオーガニックな温度感を増してバレアリックに仕上げた"Loading (Coyote Extended Remix)"、International Feel一派のPrivate Agendaが生っぽく湿り気を帯びたディスコ風にした"Do You Want (Private Agenda Remix)"と、リミックスも原曲の味を損なう事なくバレアリック性を強めてアルバムの中に自然と収まっている。ディスコ・ダブやニュー・ディスコが今となっては溢れ返る時代に決して彼等だけの個性的な音…と言うものがある訳ではないが、音楽性豊かでクラシカルなアルバムでありリスニングとしても十分に耳を満たすだろう。



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