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2017/2/9 Amp Fiddler Japan Tour 2017 @ Contact
デトロイトのシンガーソングライターであるAmp Fiddlerが何とB'zの稲葉浩志のツアーにサポートメンバーとして参加しているのは驚きだが、棚から牡丹餅と言うべきかそのおかげでAmp Fiddlerの国内ツアーも組まれ、都内ではContactにて夕方パーティーでFiddlerのライブが聞けるのはラッキーな事だろう。そして日本から迎え撃つは新世代ビートメーカーであるSauce81で、ファンクやソウル等の黒い要素をマシン・ライブで表現するアーティストであり、歌も演奏も織り交ぜたライブはきっとFiddlerにも引けをとらないだろう。
先ずはSauce81のライブだ。開始からキーボードを演奏しつつ爽やかな歌声も披露し、メロウでブギーな"Nothing Solved"が官能的な世界に引き込んでいく。PCとキーポードと本人の声だけでかなり簡素なセットではあるものの、色彩豊かな音楽性と安定感ある4つ打ちでがっちりと心を掴み、勢いだけに頼らず聞かせるライブだ。何よりも煌めきのあるシンセがコズミック感溢れるフュージョン風で、たった一人のライブではあるものの鮮やかな光が飛び交うような響き方がバンド演奏をも思わせる。ソウルフルに感情を伝える歌や鮮烈な音を発する演奏が目立つが、プログラミングで組んでいるコズミックなSEも彩りを強めるアクセントとなり、Sauce81のファンキーな躍動とソウルフルな情熱である個性を打ち出したライブ感となっている。フロアには徐々に人も集まりだし、それに呼応するようにグルーヴも強まってブギーでファンキーな鳴りはパワフルに響き、序盤はリスニングの空間だったフロアもいつしかダンスモードへと変わっていた。ヴィヴィッドなキーボードプレイが聞ける"Hey Girl (Sauce81 Remix)"はソウル×ビートダウン・ハウスとでも呼ぶべきか、Sauce81の歌が胸を強く締め付ける。ベースは底辺で蠢いてライブ的なノリを作りつつ、かっちりした4つ打ちのおかげか普段のクラブらしいダンスな雰囲気もあり、夕方のContactという場所も真夜中の興奮と似たような感覚に包まれていた。最後はリリースされたばかりの"Dance Tonight"、そのタイトル通りに正統派なディスコ・ファンクで、Sauce81の歌声も熱く響いていた。

そしてAmp Fiddlerの登場だ。開始時にはフロアは満員で、期待の高さが見て取れる。甘ったるいボーカルソロからじんわりと始まり、機材を操作したり歌ったり、何だか忙しないものの甘ったるいR&Bは粘性の高い官能を発している。肝はやはり歌だろうか、一人のライブだから複数のプレイヤーが一体化した生々しいライブ感はないものの、それをFiddlerの歌声によって熱き感情を迸らせて纏めていく。もちろんクラブという場所を意識してかキックの抜き差しも用いてDJらしさもありつつ、そこからのMoodymannばりのねちっこく黒いビートダウン・ハウスな"Slippin On Ya Pimpin"は血管が切れんばかりの激情を誘発する。そしてそこに繋げた"Right Where You Are"はネオ・ソウルと言う表現が適切か、ざらついて生々しいリズムと麗しい唄声が優美さを奏でている。いつしかフロアにはベースプレイヤーも加わっており、これが実はJamiroquaiの初期メンバーであるStuart Zenderで、こちらも稲葉浩志のツアーメンバーでFiddlerと一緒にプレイしている事からここへの急遽参戦が決まったそうだ。4つ打ちハウス・グルーヴを刻む"Funk Is Here To Stay"は、しかしPファンク的な力強いベースや綺羅びやかなシンセワークがライブ感を打ち出して、体が自然と揺れてしまう。そこにあれっと差し込まれたのはEarth, Wind & Fireの"Brazilian Rhyme"だろうか?やっぱりディスコな点で共通項があるのだろう、何だかハッピーな気持ちにさせてくれる繋ぎに顔もにやけてしまう。後半に入るとクラブ的と言えばよいか、更にハウシーなグルーヴも目立ってスムースな流れで真夜中のパーティーのようにみんなが踊りながらフロアが一体化して盛り上がる。しなやかなストリングスに熱量の高いコーラスが絡むR&B風なハウスの"Superficial"、肩の力が抜けた緩さの中に耽美なエレピが滴る"Steppin"、どれもこれもディスコ/R&B/ハウスなど黒い要素がふんだんの楽曲で、残念ながら日本ではバンド編成でのライブは聞けないが曲自体が良いのだからソロライブでもAmp Fiddlerの魅力は十分に伝わってくる。幸せに満ち足りたダンス・フロアはまるでディスコな時代感があり、カラフルな光溢れる空間は終始賑やかな喧騒に包まれていた。当方はライブ途中であったものの22時頃にはフロアを後にしたが、それでも熱き充足感が胸に満ちていた。

■Amp Fiddler - Motor City Booty(過去レビュー)
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