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Michal Turtle - Phantoms Of Dreamland (Music From Memory:MFM011)
Michal Turtle - Phantoms Of Dreamland
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バレアリック、エクスペリメンタル、アンビエント等、そして国境を跨ぎながら世界各地の世に知られてない、または発売されてさえもいない音楽を掘り起こし、再評価のきっかけを作る事で高い評価を得ているMusic From Memory。そのレーベルが2016年に発掘したのはUKのドラマーであるMichal Turtleで、個人の作品としては1983年にアルバム『Music From The Living Room』だけの一枚を世に残している。本作はそのアルバムから一部と他に同時期に制作された未発表曲を纏めたコンピレーションで、実際には8割は未発表曲であるから、殆ど初お披露目のニューアルバムと呼んでも差支えはない。Turtleはドラマーではありながらギターやベースにキーボード、管楽器や打楽器までプレイするマルチプレイヤーで、ここに収録された曲でも殆どの演奏を自身で行うなど、頭の中にあるアイデアはDIYなるTurtleの手によって音となり形容のし難い実験的な世界観を構築している。始まりの"Loopy Madness II"こそ耽美なローズに美しい残響広がるギターなど用いた開放感ふんだんバレアリック系のインストだが、続く"Village Voice"から宗教的なボンゴのミニマルに般若心経を唱えているような歌による亜空間への誘いらしき曲で、Turtleの豊富なアイデアによるエクスペリメンタルな音楽性が広がっていく。と思えば"Maid Of The Mist"ではクラビネットの朗らかな響きと優しいアコースティック・ギター等を活かした長閑な昼下がりのイメージだったり、"Ball Of Fire"ではファンク調のベースに分厚いアナログシンセが酔いしれるような旋律を奏でてフュージョン性があったりと、曲毎にジャンル性は転調していく。そして、テープに録音したボンゴを用いて土着的なグルーヴと密林のような怪しさを感じさせる"El Teb"、調がずれたようなメロディーと不思議な電子SEが浮遊するニューエイジらしき"Spooky Boogie"、ポスト・パンクとダブの混合のようなひりついた緊張感のある"Phantoms Of Dreamland"、アルバムの中には試行錯誤か果敢なチャレンジかの判断はつかないものの多彩な音楽性に取り組んでダンスからリスニングまで楽しめるバラエティに富んだ内容になっている。Music From Memoryもよくぞこんな秘境の果てにあるような音楽を掘り起こしてくるものだと感嘆せずにはいられないが、確かにレーベルらしい実験的な要素と多少のバレアリック感もあり、Music From Memoryらしさが伝わる作品だ。



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| ETC4 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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