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2017/4/8 ACCUTRON 01 @ Contact
Curtis Alan Jones、ハウス名義ではCajmere、テクノ名義ではGreen Velvetを名乗る狂気のシカゴ・ハウス/テクノを司るレジェンドの一人が5年ぶりに来日する。Contactで新たに始動する「ACCUTRON」の初回ゲストにGreen Velvet名義で迎えられ恐らくテクノセットを披露するのだろうが、日本からはKen Ishii & Q'HeyによるB2Bセットや本パーティーのレジデントとなるIshijimaが迎え撃つなど、ハードなテクノの一夜になる事は予想される。
25時頃現地入りすると久しぶりのGreen Velvetの来日という事もあってか、メインフロアはもとよりサブフロアも活況で熱くなっている。早速メインフロアへ行くとIshijimaが闇の深いフロアの奥でプレイしており、ドンシャリ系の重いハードテクノ攻めは最近のというよりは往年のハードな質感を思わせる。競り上がってくるようなベース、鈍い金属音、もっさりとしつつも骨太なグルーヴは肉体的でごりごりと身体を刺激する。その音は照明が抑えられアンダーグラウンドな暗さを強調したフロアにもよく合っていて、往年のハードテクノを思い出しては体が自然と反応する。甘さや緩さは一切無しの鉄骨を打ち込むようなテクノではあるが、時折ギラついたサウンドも織り交ぜる事で派手な展開がブレイクとなりつつ、そこからまたダークなテクノへと戻ってはハードに叩きのめす展開を繰り返す。何か深いストーリーを感じさせるプレイではないのだが、直球的な肉体へと響くプレイは廃退的な雰囲気もあってゲスト出演前のフロアを上手く盛り上げていたと思う。

予定の時間になるとGreen Velvetが登場し、前のDJから一旦音を切って開始する。がらっと音の雰囲気は変わり確かにテクノでありながらも音は間引かれ、ガッチガチのシカゴ・テクノが鳴り出す…と実は"La La Land"であり、エレクトロ風の角ばったビートとピコピコなサウンドに合わせてGreen Velvetも歌を被せてノリノリなフロアへと突入する。それはサービス的な意味合いだったのだろうが、必殺のトラックで一気にフロアを掌握するとそこからはパンピンでファンキーな4つ打ち攻めで、スカスカな音響ながらも骨太なリズム感でフロアを叩き付けるようにプレイする。かなり硬派で男気溢れるテクノ質な選曲ながらも、中にはLoleatta Hollowayの"Dremin"のアカペラも使用したハウス・トラックもプレイしたりとさらっとディスコな要素も持ち込みつつ、やはりトラックは暴風雨のように荒々しくフロアの空気を振動させる。決して情報量が過密である訳ではなく、音の強度というべきかテクノもハウスも隙間がありながらもタフなリズム感が杭を打ち付けるように響き、これぞシカゴな悪っぽいヤバさが存分に発揮されている。展開という展開は余り無いのだろうが、それを補っても余り余るファンキーさがシカゴ・ハウスのキモなのだろう。中盤には聞き慣れたけたたましいリズムが現れてくると、それはGreen Velvetのクラシックでもある"Flash"であり、頭をグラグラと揺らすように怒涛のグルーヴが押し寄せて来るが、時には卑猥にも聞こえる女性ボーカルが入ったゴツゴツのハウスもプレイして際どい色っぽさも持ち込みつつ、殆どテンションの上げ下げを作らずにノリノリを保つ一直線なプレイは潔くもある。シカゴ・ハウスだかテクノだかの境目はいつしか分からなくなり、ハードな波に飲み込まれる過激な展開から無機質で気の抜けたMCを交えたファンキーな流れまで、終始前のめり気味に攻め続ける。後半には自身の作であるの重厚なテクノとロボット的なエレクトロが融解した"Live Stream"も飛び出したりと、一貫したハードかつファンキーなプレイには確固たる意思さえも感じられた。おおよそ2時間半のプレイでじっくりと練られたプレイと言うよりは何か衝動に突き動かされるようなプレイは愉快痛快で、シカゴの中でも特に奇抜なサウンドを聞かすGreen Velvetの個性が十分にあったと思う。

パーティーのトリはテクノゴッドのKen IshiiとQ'HeyによるB2B、この二人がContactに出演するのも珍しいが、その上でB2Bなのだからレアと呼べるセットだろう。Ken Ishiiは開始からキレと疾走感に溢れたテクノをプレイし、同じテクノでハードな音であってもGreen Velvetとは異なるヨーロッパ寄りの質に思われる。ベースは膨らみハイハットはシャリシャリと鋭利に刻まれて、如何にもKen Ishiiが海外の経験で培ったであろうテクノを感じさせ、そこにQ'Heyも地を固めるようにずっしりとキックが響く厳ついテクノを以ってして、ひんやりとハードな雰囲気を作り上げる。アシッドが快楽的に用いられる大箱向けの"Porcelain (Julian Jeweil Remix)"では壮大な空間の広がりを構築し、夜明けが近づいても全く高揚感が衰える事はない。また何だかパンキッシュなベース・サウンドの強さはQ'Heyの作用だろうか、ファンキーさとは異なる刺々しい肉感的な刺激が彼らしい。当方はパーティー途中で離脱してしまったものの、朝になっても硬派なテクノの夜は終わらず終始フロアは暗闇の広がる中で興奮に包まれた良い雰囲気に満ち溢れていた。欲を言えばGreen Velvetに合わせて日本のDJもう少しシカゴ寄りな人選でもどうかと思う所もあったが、ハードな音楽性での共通点があり上手く纏まったパーティーになっていたと思う。

■Sessions presents Cajmere VS Green Velvet(過去レビュー)
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■Green Velvet - Walk in Love(過去レビュー)
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■Ken Ishii - Warrior On The Decks - Play, Pause And Play 2(過去レビュー)
Ken Ishii-Warrior On The Decks - Play, Pause And Play 2
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