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Nathan Fake - Providence (Ninja Tune:ZENCD240)
Nathna Fake - Providence
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まさかまさかのレーベル移籍。奇才・James Holden主宰のBorder Community創立の初期からレーベルの中心アーティストとして名を連ねていたNathan Fakeが、なんとUKはこれまた奇才レーベルであるNinja Tuneから5年ぶりとなるアルバムをリリースした。今思うと既に毒気付いたサイケデリックなダンス・ミュージックを得意とするBorder Communityの枠を飛び越し、寧ろここ数年はダンス・ミュージックへのこだわりは希薄になっていたようにも思われるFakeが、だからこそよりフリーフォームなエレクトロニカ性を目指した事でNinja Tuneへと行き着いたのも何ら不思議ではないのかもしれない。くらくらとするようなサイケデリックな色彩は全く変わっていないのは、オープニングの"Feelings 1"を聞けば明らかだ。中毒性の高いギラギラとしたシンセがうねるようにシーケンスが組まれ、脳髄をこねくり回すように刺激する。続くタイトルトラックの"PROVIDENCE"も同様に神経質な電子音がドリルのように突き刺さってきて、そして刺々しく鋭利なドラムマシンが鞭の如く叩かれるが、所謂踊りやすいダンストラックとは別の変態的なベクトルに向いている。"HoursDaysMonthsSeasons"は初期の頃の牧歌的でのどかな世界観をやや思わせる所もあるが、アンビエントのようなふんわりとドリーミーな流れから徐々にリズムが消失して、神々しいシンセに包まれてドラマチックに盛り上がっていく圧巻の一曲だ。また新機軸として珍しくボーカルを起用した"DEGREELESSNESS"は、アブストラクトで不気味な歌と棘のような痛々しいリズムに先導されるダーク・エレクトロで、激しく盛り上がったフロアの後に残った喪失感さえ漂っている。ノンビートの曲にしてもリズムの入った曲にしても、それらが体を揺さぶらないというわけではないのだが、やはり一定のビートによるダンスという事を目的にするよりは自由な音響で意識・神経を直接作用するような刺激的な音楽を目指しているようで、Border Communityを離れた事で自己のアーティスト性を飛躍させているように感じられる。また"SmallCityLights"のドンシャリとしたリズムはロック的で、ドゥームメタルのようなスロウで重厚感があり荒廃した風景が広がる曲もあれば、"CONNECTIVITY"のようにノンビートながらもどぎついシンセのうねりが激しい躍動感を生み出す熱量の高い曲もあり、羽根を伸ばして心の赴くままにNathan Fakeという個性的な音楽を鳴らしている。テクノだとかエレクトロニカだとかそんなジャンル分けも無意味な程に自身の音を完成させ、ドラッギーなサイケデリアが満たされたアルバムだ。



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| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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