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Suso Saiz - Rainworks (Music From Memory:MFM020)
Suso Saiz - Rainworks
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ダンス・ミュージックから実験的な音楽まで、特別な才能を持っていながらも時代から忘れ去られたようなアーティストの発掘に勤しむアムステルダムのMusic From Memory。ジャンルを狭める事なく音楽そのものの質を見抜き掘り下げる仕事によって、最早センセーションと呼んでも過言ではない程の評価を獲得したレーベルだ。そんなレーベルの恩恵に預かった一人がスパニッシュ・ニューエイジの先駆者であるSuso Saizで、Music From Memoryによって2016年に編集された『Odisea』(過去レビュー)によって、また彼も一躍再評価を得る事に成功した。ギタリストでもあるSaizの音楽には特に静謐なギターの音は欠かす事は出来ないが、またドローン的なエレクトロニクスも用いて桃源郷のようなサウンドを描き出し、ニューエイジともアンビエントとも捉える事の出来る幻想的な音楽性が特徴だ。本作は実に10年ぶり以上となる完全新録のアルバムだが、前述の『Odisea』を気に入った人であればきっと本作も期待を裏切られる事はないだろう壮大なサウンド・スケープに出くわす事が出来る。アナログではA面を丸々使用した"From Memory & The Sky"は20分にも及ぶ大作で、フィールド・レコーディングを用い雷鳴が轟く中に虚ろなギターやピアノに重力場のような重苦しい電子音を配しながら抽象的な音像を持続する中盤まで、それ以降からラストまでは様々な効果音を即興的に用いながら不気味さも漂う荒廃した世界を演出する。そのシリアスな世界から一転して、静謐でか弱いピアノのメロディーから始まり天使の歌声のような音も加わって宗教的な雰囲気を纏いドラマティックに盛り上がる"The Way Of The Water"、同様に悲哀漂うピアノに薄い電子音を被せて静かにスケール感を増していく"The Hiding Place"と、この辺りはSaizのニューエイジ色強めなメランコリーが現れている。"They Don't Love Each Other"では爽やかで明るいギターのアルペジオが躍動し燦々とした太陽の下で踊るような雰囲気もあれば、ロングエコーを用いたギターで層になったような響きを作りそこにピアノや電子音で装飾しながら現代音楽のミニマリズムに影響されたような展開を見せる"Nothing Ends"と、テクニカル的な面での面白みと桃源郷へ誘われるメランコリーを打ち出した響きの両者が上手く一つになっている。Music From Memoryの後押しで脚光を浴びただけでなく、齢60を越えてただ美しいだけではない果敢な前衛も感じさせるその音楽性、まだまだSaizのアイデアが尽きる事はなさそうだ。



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| ETC4 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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