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Space Dimension Controller - Exostack (R & S Records:RS 1703)
Space Dimension Controller - Exostack
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2016年には2枚目となるアルバムをNinja TuneからリリースしたJack HamillことSpace Dimension Controller、しかしその音源はリリースの8年も前に制作された音源であり、デビュー以降のR & S Recordsからリリースしていた音楽性とはやや乖離していたと思う。そのアルバム以降初の作品となるのが本EPで、R & Sへ帰還しての新作はこれこそSpace Dimension Controllerらしいコズミックなシンセ・ファンクで、レーベルとの親和性の高さを伺わせる。タイトル曲の"Exostack"が何と言っても素晴らしく、キラキラとしたサウンドとモヤモヤした抽象性のコズミックな幕開けから軽くも鋭い4つ打ちが入ってきて、そして彼らしい分厚いベースがファンクを鳴らすダンス・トラック。宇宙遊泳を体験するような浮遊感あるシンセに導かれながら、奇抜なSEが入ってきたりうねる電子音が炸裂する中盤はその険しい旅路を表現しているのか、ストーリー仕掛けのSFを展開する彼らしさは十分だ。"Biopan"はストレートなハウストラックで、シカゴ・ハウス風な安っぽくカタカタしたリズムに宙を浮遊するモヤモヤしたシンセを配して、ややアンビエントな夢想の中を漂い懐かしさも含んだレトロ・フューチャーな世界観がある。そしてスウェーデンのStudio BarnhusからリミキサーとしてKornel Kovacsが"Exostack (Kornel Kovacs Remix)"を提供しているが、上モノの浮遊感ある印象はそのままにボトムは太いキックに差し替えた4つ打ちディープ・ハウス色が強く、更にディレイする耽美なパッドも加えてエレガントに彩られてガラッと様相を変えており、フロアでの使い易さも意識した機能性を兼ね備えている。Space Dimension Controllerの宇宙志向なオリジナル、リミックスのハウス・グルーヴも上手くはまっていて、どれも期待通りの作品だ。



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