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2017/11/11 DJ Kabuto Presents LAIR 10th anniversary @ Grassroots
先週は高円寺Grassrootsの20周年記念パーティーが続いたが、今週末はKabutoがその場所で続けているレギュラーパーティーであるLairの10周年記念パーティーだ。当方が初めてLairに遊びに行ったのは2013年、そこでKabutoの無骨ながらもエモーショナルなハウス・グルーヴに魅了され、それからLairやそれ以外にも彼が出演するパーティーには度々訪れている。元Future Terrorのメンバーであり一時期はCabaretのレジデントにも加わるなどの変遷を経て、現在はLair以外にも新たにDaze Of Phazeを立ち上げて古き時代に埋もれてしまったテクノやハウスにエレクトロへの再発見をするような活動を行っており、生粋のDJとして在り続けている。そしてLairのアニバーサリーはやはり特別で、Kabutoだけがオープン〜ラストでプレイするその場こそKabutoの魅力を100%体験出来る夜なのだ。
24時半過ぎに現地入りするといつもの知った顔も居て、何だかGrassrootsとLairという場所に安堵を覚える。まだまだパーティーは序盤、Kabutoは勢いは抑制しつつその代わりに90年代を思わせる繊細なブレイク・ビーツや控えめな甘さもあるディープ・ハウスを中心に、穏やかでしっとりしたプレイを聞かせる。大袈裟で享楽に依存したりハード過ぎるテクノではなく、過去へのレスペクトや再評価を促すようなプレイはDaze Of Phazeからも感じ取れる傾向だ。音の数はすっきりと減らされ間を活かしたグルーヴには軽快さがあり、真夜中に向けてゆっくりとパーティーの雰囲気を作っていくこの時間帯のプレイには、特にKabutoの優しいエモーショナル性が現れている。フロアも熱狂ではなく和んでおり、仲間が揃って酒を酌み交わしクラブ関連の話を楽しむ光景は、何だか自分の故郷へと戻ったきてようなほっとする安心感がある。

25時を過ぎるとやや真夜中の時間帯を意識してか、硬めのテクノも用いつつ4つ打ちの割合も増やして肉体を突き動かすダンスフロアへと入っていく。それにしてものっぺり冷淡になる事はなく、ぎくしゃくした崩れたリズムのエレクトロから神経質に精神を鞭打つアシッド・テクノ、インテリジェンスな響きのあるレトロ・テクノなど幅は振れながらも丁寧に曲を繋ぎなら雰囲気を持続させる。大袈裟な展開を作って盛り上げる事は一切なく、それどころか内向的で内に秘めたるソウルが燻るようにじわじわと温かくなるプレイが、決して大ネタに頼らないDJとして自分の個性を主張している。エモーショナル、または叙情性と呼んでもよんでもよいだろう、激しいグルーヴや派手な装飾じみた音による刺激ではなく心に忠実に響く音。そんな流れの中に"No Way Back (Vocal)"で安っぽくもリズムによるファンキーな流れが、何故か余計に心に染みる。またそこから時折ハードに無骨なテクノで攻めたかと思いきや、そこからのFabrice Lig & Titonton Duvanteの"Even Deeper"のデトロイト・テクノをUKから解釈したコズミック・テクノで一気に輝きを増す展開にはにんまりしてしまう。その後も疾走するテクノで攻めつつ、しかし弾けるパーカッションやエレクトロの鞭打つビートなどで幻惑的に揺らぎを作りつつ、デトロイト・テクノと共振する叙情が広がる懐かしさのあるテック・ハウスで、エモーショナルという共通項を保ちながらも一点に収束するのではなく常にグルーヴは変化する。所謂ミニマルとしての持続性ではないが、しかしこうやってリズム感は変化しながらも世界観としては纏まっており、特に内向的な慎ましさはクラブという騒がしい場所でありながら何処かインテリジェンスである。そして飛び出したVillalobosによる初期名作の"The Contempt"、久しぶりに聞くと随分とハウスのグルーヴで太く肉々しいグルーヴ感が目立つが、それと共に精神に作用する酩酊感も十分だ。とは言いつつも基本的には何処か一点で局所的に盛り上げるようなプレイではなく、なだらかな起伏はあれど感情的な雰囲気が常に保たれながら、パーティーは何処までも続く。当方は朝方にはアルコールの酔いと心地良い音によって眠りに落ちてしまい、6時過ぎには帰宅してしまったが我が家にいるような安心出来るパーティーは非常に居心地のよいものだ。それもGrassrootsという場所、そこに集まるMusic Lover、そしてKabutoのプレイがあってこそなのだろう。
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