CALENDAR
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
The State Between Us
The State Between Us (JUGEMレビュー »)
The Matthew Herbert Big Band
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Blak Punk Soundsystem - Red Cloud (Future Vision World:FVW005) | main | Ron Trent Presents Prescription Word, Sound & Power (Rush Hour Recordings:RH RSS 020 CD) >>
Michael Mayer - DJ-KiCKS (Studio !K7:K7348CD)
Michael Mayer - DJ-KiCKS
Amazonで詳しく見る(US盤)
 Amazonで詳しく見る(日本盤)
クラブに行かなくても、そしてCDすら買わなくても、最早オンラインでパーティーでのプレイを録音したDJMIXが無料で聞けてしまう時代に、敢えてお金を取ってMIXCDを販売する意味を見つけるのは難しい(勿論音が良いとか、良く練られているとかはあるだろうが)。だからこそ逆説的にクラブの雰囲気ではなくパーソナルな感情を綴ったようなDJMIXとして成功したのが、このStudio !K7が送る『DJ-KiCKS』シリーズだ。1995年に開始して20年以上60作を超えるこのシリーズは、浮き沈みの激しいダンス・ミュージックの業界に於いては最早ど定番と呼んでも差し支えないが、その一方でクラブのハイエナジーな雰囲気を再現しただけのMIXCDとも異なる点で独自性を確立させていた。本作はKompaktの主宰者の一人であるMichael Mayerによるもので、普段はテック・ハウスを軸にミニマルなグルーヴ感でポップやニューウェーブの雰囲気を含むプレイをする記憶があるが、ここでは本人も「できるだけパーソナルな内容にしたかった」と述べている通り一般的な真夜中のダンス・パーティーで聞けるプレイよりもリラックスした緩やかさと程良い甘さがあり、そして丁寧に各曲の魅力を伝える事に専念するかのように1曲を長くプレイしている。幕開けはアバンギャルドなトロンボーン楽曲の"The Tape Is Chill"で夢現の朧気な雰囲気で、そこに自身の新曲であるパーカッシブなハウスの"The Horn Conspiracy"を繋げてビートが動き出す。ギラついて毒っ気もあるニューディスコ調の"The Darkness (I:Cube Remix)"からジャーマン・プログレのダンス版みたいな"Feuerland"の流れは、Kompaktらしいユーモアとポップさもあるのはやはり頭領だけの事はあるか。中盤でのロックでニューウェーブ調の"Gary"で俗世的に攻めつつ、"Apart (Michael Mayer Remix)"や"Please Stay (Royksopp Remix)"等のメランコリーな歌物やポップなニューディスコによってしっとり感情が温まる後半の流れは盛り上がりどころで、そして"Hot On The Heels Of Love (Ratcliffe Remix)"によるエクスペリメンタルながらも叙情性ふんだんなダンス・トラックで多幸感はピークに達する。そしてビートが消失して落ち着きを取り戻す牧歌的な"Landscapes"から、再度力強くリズムを刻み出して感情を昂ぶらせる"Abandon Window (Moderat Remix)"でドラマティックなフィナーレを迎える。やや陰鬱さや内向的な要素もありながら、しかしポップでメランコリーに振れる展開もあり、普段のミニマル寄りのプレイと違っても確かにここにはうっとりと酔いしれてしまうような魅力があり、『DJ-KiCKS』として存在意義も感じられる好内容。夜の
ベッドルームでじっくり耳を傾けて聞くのにぴったりだ。



Check "Michael Mayer"

Tracklistは続きで。
01. Peter Zummo - The Tape Is Chill
02. Michael Mayer - The Horn Conspiracy (DJ-Kicks)
03. Bvoice, Anrilov, Danilov - Papas Groove (DOP & Masomenos Remix)
04. SAVE! - The Darkness (I:Cube Remix)
05. Justus Kohncke - Feuerland
06. CSS - Honey (Michael Mayer Remix)
07. Alter Ego - Gary
08. Kasper Bjorke - Apart feat. Sisy Ey (Michael Mayer Remix)
09. Lionheart Brothers - The Drift (Prins Thomas Diskomiks)
10. Mekon - Please Stay feat. Marc Almond (Royksopp Remix)
11. Dreems - Mirages (Michael Mayer Remix)
12. Boreal - Canopy Target
13. Throbbing Gristle - Hot On The Heels Of Love (Ratcliffe Remix)
14. Death In Vegas - Consequences Of Love (Chris & Cosey Remix)
15. Idioma - Landscapes
16. Jon Hopkins - Abandon Window (Moderat Remix)
| TECHNO13 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(1) | |
スポンサーサイト
| - | 13:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/4216
トラックバック
DJ Kicks / Michael Mayer
Dam-Funk 以来、約 1 年ぶりの DJ Kicks。と言っても、その間、何枚もリリースされていたのを、個人的にスルーしていただけなのだが。 で、今回の主役は独 Kompakt の設立者 Michael Mayer。 とエラそうに書いているけれど、彼のことはほとんど知らなくって、昨年
| 音盤収集病患者の館 − 裏 MDRH | 2018/01/01 11:27 PM |