CALENDAR
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>
RECOMMEND
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog]
MEZZANINE REMIX TAPES 98 [12 inch Analog] (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
名作MEZZANINEリリース時に予定されていたマッド・プロフェッサーによるダブ・バージョンが、今になりリリース。こちらはアナログ盤。
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Talamanca System - Talamanca System (International Feel Recordings:IFEEL063CD) | main | Lord Echo - Harmonies (Wonderful Noise Productions:WNCD014) >>
2017/12/2 THE OATH -feat.Tokyo Callin'- @ Oath
2015年にスタートとしたTokyo Callin'は第1土曜にDJ Yogurtがホストを務め、そして彼が信頼出来るDJを招待して基本的には2人で真夜中から朝まで交代しながらDJをするパーティーだ。ジャンルに縛られずにその場その場で様々なスタイルを見せるDJ Yogurtも、何度かTokyo Callin'での客の反応を見て最終的にはハードかつミニマルなテクノがOathには合っていると判断し、今ではDJ Yogurtの現在形のテクノを披露する場所になっている。今回はデトロイト・ハウスやロウなテクノなどを熱きソウルによって展開するYou Forgotをゲストに迎え、2人によるオールナイト・ロングなパーティーを繰り広げる。
丁度日が変わる頃に現地入りするとYou ForgotのDJが始まる。元々ハウス寄りのDJな事もありテクノなパーティーであってもハウスから開始する。と言っても汗臭いこてこてソウルフルではなくテクノ的な硬質感や厳つさがあり、民族的な歌が入ったハウスやアシッドが牙を剥くトラックにしても、熱くなり過ぎる事はないが肉感的なグルーヴが現れる。テンションは抑えめにじっくりとエネルギーを溜めるも、芯は骨太で揺るぎないビートが走る。メロディーよりは繰り返されるシーケンス、隙間が目立ちながらもロウなリズムが叩き付けられる力強いビート、確かにハウスのグルーヴがありつつもテクノのクールで金属的な響きが表面にはあるのだ。意図的に盛り上がらせて突き抜けるかと思いきやB-Boy的なヒップ・ホップで一旦落として、更にスクラッチが入りノリノリなヒップ・ハウスもプレイしたりとトリッキーさも織り混ぜた展開で、焦らすように流れを作るのが心憎い。そこからの鋭利なリズムが差し込んでくる毒気付いたエレクトロで攻撃的な面を見せれば、そこからダーティーで悪っぽいハード目のテクノやハウスで真夜中の興奮を誘う流れに突入する。テクノからハウス、エレクトロにヒップ・ホップとフロアを洗濯機の中で撹拌するようにごった煮感もあるプレイだが、荒々しい音や大胆な緩急を付けた流れも相まって暴力的な勢いに飲み込まれいく。特にハード目なテクノの流れからUGFYの新曲である"WORKAHOLYSTICS"のアシッドが唸るロウ・テクノのえぐい攻めは印象的で、そこからも大胆不適なトリッキーな振れ幅を活かして台風が直撃したかのような激しさで躍動感満ちたアップダウンを繰り返して盛り上げる。しまいにはYou Forgotらしいディスコティックな熱く情熱的な曲も飛び出し、熱量の高いソウルをもってして全身全霊でフロアと向き合うようだ。また過激なテクノから黒さ滲み出る"Liquid Spirit (Claptone Remix)"によるジャジーでソウルフルなハウスへと切り返しは、はっとさせつつも肉体的なグルーヴの共通項を以て難なく繋ぎ合わせていた。

深夜2時からはDJ Yogurtの2回目のプレイ。You Forgotの爆発力を引き継いで、開始からピークタイムにも近い上げ目のテクノで攻める。You Forgotとは対照的に大きく展開を作るのではなくミニマル構成の持続感を生むミックス、整った正確なリズムと電子音のシーケンスを軸に疾走を続ける。となればお決まり的な"Spastik"も序盤に飛び出しフロアを盛り上げ、そこからアシッドの覚醒的な要素や綺麗目の飛翔するテック・ハウス、リズム重視で機能性を追求したグルーヴのミニマルなど、徹底してテクノという要素をベースにした選曲を追求する。You Forgotが色んな方向にぶれながら緩急自在に展開したのとは逆に、DJ Yogurtは一点に向けて収束するように持続から生まれる深い陶酔を目指したテクノ攻めだ。特に温度は冷えて感情を打ち消すように無機的な響きのテクノは、ひたすら継続する整ったビートによって自然と体が動き、また電子音のシーケンスによる反復が精神へと覚醒的に作用しじわじわと恍惚へと至っていく。それはある種のトランス・ミュージック的な作用だったのかもしれないが、単にアッパーな流れだけで押し通すのではなくずぶずぶとした深みに引き込んでいく音でもあり、勢いだけではない音による意識や精神への作用が効果的に鳴っていた。鈍い電子音は中毒的にさえ脳髄を刺激し、麻薬的な快楽へと繋がっていくのだ。終盤は少々ファンキーなボーカル・ハウスに近い曲もプレイしたりとややテンションを抑えながら、You Forgotの2回目のDJへと交代した。

You Forgotは初っ端からから"I Exist Because Of You (Dixon's Stripped Down Version)"のアフロ・トライバルかつ怪しげなハウスでトップギアへと持っていく。そこからRodによる電子音響ミニマルの"RSPCT"で意識を陶酔させつつ、一転して不良っぽいヒップ・ホップでアクセントを入れたり再度骨太でごついテクノで再加速させるなど、山あり谷ありのジェットコースター的な激しい流れだ。と思ったら途中でジャジーなブレイクを挟む"Bahia (Party Swing)"でブラック・ミュージックの要素を劇的な展開を挿入し、それを機に生音による湿っぽいジャジー・ハウスにも繋げYou Forgotらしい黒人音楽への愛情が滲み出たプレイを披露。またアシッド的な鈍い唸りをするハード目なテクノからシカゴ・アシッド的な"Blueprint (Motorcitysoul Back To Basics Edit)"への大きな振れ幅、しかしそれらがばらばらになる事はなくYou Forgotの激情と野性的なプレイによって同列に紡がれる。ブラック・ミュージックにテクノとの自然な調和、荒々しいハードさと魂揺さぶるファンキーさが一つとなりフロアは常にダンスが止まらない。テクノがコンセプトのパーティーも意識したのだろう、"Naive Response (Danny Daze Remix)"の無機質なビート感にアシッドが揺れ動くドラッギーなテクノが恍惚を引き出し、感情的なハウスだけじゃない現在形のテクノを理解した一面も感じられるYou Forgotのプレイで新たなる魅力と出会う事が出来た。朝の5時過ぎには現場を離れたものの、自分が居る間は一旦フロアが空いたかと思いきや突如一気に人がやってきたり、相変わらずOathの盛り上がり方は予想が付かないところも面白い。また何でもプレイ出来るDJ Yogurtがテクノに焦点を合わせたTokyo Callin'というパーティーも、ゲストとの絡みや相乗効果も含めて面白く、また是非踊りに行きたいと思わせられた夜だった。
| EVENT REPORT6 | 12:00 | comments(1) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 12:00 | - | - | |

コメント
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2018/04/19 3:14 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/4229
トラックバック