CALENDAR
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット)
I KNOW YOU LIKE IT(アイ・ノウ・ユー・ライク・イット) (JUGEMレビュー »)
Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota,横田信一郎 Shinichiro Yokota
RECOMMEND
Mezzanine
Mezzanine (JUGEMレビュー »)
Massive Attack
メザニーンのリマスターに、上記のダブバージョンを合わせたCD2枚組。
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Good Mellows For Beautiful Lights (Suburbia Records:SUCD1007) | main | SofaTalk - Diforisma (Cognitiva Records:CR001) >>
2017/12/9 Nuts @ Grassroots
Unit/SaloonにてARTEMISを主宰しているNehanが2015年から東高円寺はGrassrootsにて新たに立ち上げたNuts。不定期開催ながらも毎回ゲストを迎えてもう2年も開催しているが、この度のゲストは日本から世界へと羽ばたいたGonno。ヨーロッパでは大箱でもプレイするGonnoのプレイを、愛すべきGrassrootsという小さな酒場で聞けるのは貴重な機会でもあり、またあの場所で一体どんなプレイをするのかという興味が尽きない。
24時過ぎに現地入りするとフロアは程良く人が入ってまったりと賑わっており、そんな中でNehanがプレイ中。時間も時間なのでまだ落ち着いたテンションでもやもやとした電子音が心地良いハウス・グルーヴというか、大きな展開は付けずにフラットに伸びていくような心地良さ。大箱には大箱の楽しさがあると思うし、小箱ではDJと遊びに来た人の距離が近いからこそこういった上げないプレイも何かしっとりしたムードとなって、音も浴びつつ談笑も楽しめるフロアが小箱の魅力だろう。テック・ハウスというかディープ・ハウスというか淡々としたリズムをキープしながらも仄かに情緒性が浮かび上がる選曲に、Iori Wakasaのダビーなテック・ハウスの"Be There"も差し込んで来た時の快適性はしっくりと来たし、逆に残響が広がるスローなミニマル・ダブで一旦下げた時の開放感もアルコールの酔いもあって酩酊感抜群で、パーティー序盤は殆ど上げる事なくふらふらと酔わせるようなプレイが上手くはまっていた。

25時からはGonnoに変わっても基本的には暴力的な音圧や音量で上げるような事はなく、Gonnoらしく様々な方向に振れながらも丁寧に各曲の魅力を伝えつつミックスする事で新たな文脈を加えるようなプレイだ。テクノからミニマル、ハウスからディスコにファンクと言葉だけで見れば統一感はないものの、それらはミックスされる事でGonnoという世界観の中に纏まっていく。音の響き的には古き良き時代を思わせるところもありつつ、それが実際には近年の曲であるオリジナルのシカゴ・アシッドへの敬愛が表現された"Acid Queen"だったりと、モダンとクラシックに境目はない。また徐々にGonnoらしい胸に炎を燃やしたような熱情も現れてきてギターカッティングがファンキーで熱いボーカルの入ったディスコティックな"Moody (Joey Negro Club Mix)"や、辿々しいチージーなリズムとファンキーなボーカル・サンプルがのったシカゴ・ハウスの"Like This (House mix)"、洗練されたミニマルな性質もあるディープ・ハウスの"KMS 049 A1"など、感情性を前面に出しながら熱い空気がフロアに噴出する。単に肉体的なグルーヴのみで上げるのではなく感情も一緒に高み持っていくような、音楽的に豊かな響きと躍動するビートを持った選曲を確かな流れで使用する事で、聞いている者にもGonnoのソウルフルなプレイが伝わってくるのだ。

27時頃からはNehanの2回目のプレイは、1回目よりはややボトムも太く硬くしっかりとした4つ打ちのテクノ/ハウスが中心。それでも小箱という場所を意識して派手派手しくアッパーに行く事はなく勢いを制御しながら、うっすらとエモーショナルで叙情性を打ち出した選曲で丁寧にフロアの雰囲気を保っている。と思いきや中盤からは光が輝くように煌めく音が響くディスコ・ハウスな選曲でぱっとフロアも明かりに照らされたように多幸感に包まれ、始発が近くなるに連れてハッピーな気持ちが高まっていく。Nehanのプレイを体験した事が無かったので興味はあったのだが、こういったクラシカルなスタイルのディスコ/ハウスもプレイする事は初めて知り、とても良い体験をさせてくれた。陽が登ってくる時間帯にぴったりで、清々しく幸せなフロアを作り上げていたと思う。

そして朝の5時前からは再度Gonnoだが、いきなりファンキーで賑やかに肉体を刺激するヒップ・ハウスの"Just Get Up And Dance"が炸裂。力強いリズムの躍動感、そして心に熱く響いてくるソウルフルなボーカルとこれは誰しも盛り上がらずにはいられない名曲、朝になっても眠気を吹き飛ばすようなプレイだ。とは言いながらも筆者は日本酒を飲んだおかげで一時間程ぐったりと眠りに落ちてしまい、目が覚めた頃には随分と爽やかな涼風が舞い込むフロアへと変わっており、朝の気怠い雰囲気にぴったりなディスコ・ハウスのL.P. & S.による"Play Away"が流れていた。体力的にもぐったりとしている中でこういった優しく癒やしてくれる選曲に心がホッとしつつ、まだまだGonnoの熱きソウルが迸る流れは止まらない。ガラージ直系躍動感溢れるチョッパーベースと感情を吐露する女性ボーカル、余りにもハッピーな気分を誘うまんまタイトル通りの"Happy People (Knee Deep To L.B. Dub)"、そして往年の名曲であるディスコ・ファンクの"A Little Bit Of Jazz"と、この流れには笑顔しか浮かばない。最近はパーティーに行ってもなかなか遅い時間帯まで居る事はないが、やはりこうやって真夜中の熱狂的な時間帯が過ぎ去った後にやってくる朝方の多幸感溢れるディスコな時間帯もとても良いものだ。と7時頃になってもまだまだ終わりそうもなかったのでその時点で帰宅したが、Gonnoらしい無骨ながらも情熱的なプレイとNehanの光り輝くディスコティックなプレイとどちらも心をハッピーにしてくれる内容で、パーティーが終わった後は清々しい気分に浸るのだった。
| EVENT REPORT6 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 18:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/4234
トラックバック