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Jun Fukamachi - Nicole (86 Spring And Summer Collection - Instrumental Images) ( We Release Whatever The Fuck We Want Records:WRWTFWW022CD)
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近年著しく注目を集める過去の日本の音源、それはダンス・ミュージックに限らずサウンド・トラックやジャズにアンビエント等多岐に渡り、それらの再発によって若いリスナーに対しても新鮮さと魅力を提供している事と間違いない。本作もそれらと同様に1986年に深町純によって制作されたアルバムで、タイトルの通りファッション・ブランド「ニコル」の86年春夏コレクション時に流すための作品集だ。深町は作曲家でありピアノ/シンセサイザー奏者でもあり特にフュージョンを制作する音楽家として知られているようだが、決してそれだけではなくフォークにソフト・ロックにジャズやファンク、そしてディスコやニューエイジまで幅広い音楽性にまで手を広げていたようで、実際に本作もただフュージョンと一括りに出来る内容ではなくジャンルをクロスオーヴァーするシンセサイザー音楽と呼んだ方が適切だろう。始まりの"Morning Glow"では透明感あるフローティングなシンセに華麗なピアノソロを被せて美しい桃源郷のような世界観を展開する音楽はアンビエント的でもあるが、実に品の良いモダンな感覚は今も尚古臭さを感じさせない。続く"Breathing New Life"は様々な電子音楽によって装飾されたヨーロピアンを思わせる美しい室内楽で、イメージを含ませるような性質はサウンド・トラック的でもある。そして一転してピアノのみで演奏された"Garden"では柔らかく繊細なタッチで心を落ち着かせるクラシックな作風を披露する等、電子音楽に依らず元々の曲自体の素晴らしさは作曲家としての才能にも秀でている。他にも"Nile Blue"のマリンバの朗らかなシーケンスにフローティングなシンセや弦楽器が伸びていくアンビエントの夢心地、"At The Cutting Edge"で聞ける金属的でアタックの強いリズムマシンと共に郷愁たっぷりなシンセやファンキーなベースから成るシンセ・ポップな懐かしさ、どれもこれも人間的な感情の動きが誘発される電子音楽ならも有機的な音楽性で豊潤な芳香さえ漂ってくるようだ。最近のMusic From Memory等のオブスキュアな音楽を求めている人にはばっちりな内容で、ホームリスニングとして部屋を豊かに彩ってくれるに違いない。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ2 | 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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