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Hiroshi Watanabe / R406 - Cosmos EP (Select Kashiwa Recordings:SKR-04)
Hiroshi Watanabe / R406 - Cosmos EP

千葉から世界に向けてデトロイト・テクノへの愛から生まれた日本のテクノを送り出す、それがYonenegaによるSelect Kashiwa Recordings。現在までにChick Tack CoreaとのユニットであるR406名義で3枚のEPをリリースし、デトロイト・テクノのエモーショナル性を継承しつつ現在にテクノにフィットした作風を会得し、着実にアーティストとして成長している期待すべきユニットだ。そしてレーベルとして4作目になる本作ではR406とHiroshi Watanabeによるスプリット盤になっているのだが、Watanabeと言えばKompaktに於けるKaito名義での活動の上に近年はデトロイト・テクノの伝説的レーベルであるTransmatからも日本人初として作品をリリースするなど、つまりはYonenagaが目指す音楽性と同じ方向を向いている。実は本作に収録されたWatanabeによる"Star Seeker"は元々Transmatからリリースされたアルバム向けに制作された曲だったのだが、結果的には収録から漏れてしまい素晴らしい曲が眠ったままになってしまったものを、勿体無いと言う事でYonenagaがリリースを提案していたものだ。曲自体は近年のWatanabeが積極的に取り組んでいるアシッド・ベースを弾けるようなリズム感で用いつつ、アトモスフェリックで幻想的なパッドや美しいシンセで彩っていき、そして強靭なグルーヴでがつがつと攻め立てる内容だ。アシッドの快楽的なトリップ感と叙情性に溢れたメロディー、そして力強く刻まれるビート感から生まれる世界観は、正に激しい宇宙旅行の真っ只中に居る「星を探す者」というタイトル通りだろう。勿論R406の新曲も期待に応えるように素晴らしく、WatanabeがMIXCDの中で用いていた"Collapsar"はデトロイト宜しくな情緒的なシンセのリフを軸にそこに絡みつくようなコズミックな電子音を導入して、大きなブレイクを用いる事はなく淡々と緊張感を持続させてじわじわと高揚する機能性を重視したテクノだ。対して"Peace Of Moments"はヒプノティックな上モノを散りばめやや浮遊感もあるハウシーなグルーヴ感で壮大な空間をイメージさせるようでもあり、Innervisions辺りのディープ・ハウスを思い起こさせるトリッピーな美しさを放っている。両者とも各々の持ち味を発揮してキラートラックと呼べる素晴らしい曲を提供しており、両面フロアを沸かす事が必至な素晴らしい一枚だ。



Check R406 & Hiroshi Watanabe
| TECHNO13 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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