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Nick Hoppner - Work (Ostgut Ton:OSTGUTCD40)
Nick Hoppner - Work
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ドイツのテクノ/ハウス帝国の中心であるOstgut Ton、「Berghain/Panorama Bar」という著名なクラブを運営する傍らレーベルとしても確固たる存在感を確立させてきたが、その初期のマネージメントを行っていたのがNick Hoppnerだ。Panomara Barで長年レジデントを務めるDJとしての素質は言うまでもないが、数年前にはレーベルのマネージメントから身を引きアーティスト活動に専念したというだけあり、アルバム制作にも身を乗り出し制作者としても頭角を現している。本作は2017年にリリースされた2枚目となるアルバムだが、前作でもテクノやハウスのみならずダウンテンポやブレイク・ビーツの要素を取り込んでいたが、ここに於いては更なる表現力に磨きを掛けてアーティストとしての成熟を見せている。アルバムはゆったりした変則的なマシン・ビートに魅惑的な美しい電子音響が展開される"All By Themselves (My Belle)"で始まるが、ここからして既に単純な4つ打ちとは異なるIDM的な作風を見せ、アルバムの流れは全く読めない。続く"Clean Living"は彼がDJとしてもプレイする古典的なハウスを現代風にアップデートしたような力強くもソウルフルな曲だが、面白いのはそういった普通の曲ではなく例えば鋭いブレイク・ビーツを刻み遊び心あるポップな上モノが舞う"Hole Head"など、闇の深い熱狂真っ只中のクラブでは聞けないであろう曲だ。闇が似合うに曲にしても"The Dark Segment"の深海から響いてくるようなスローモーなダブ・テクノは、決して騒ぎ立てるような曲ではなく慎ましく闇に染める残響の美しさがある。勿論全くクラブの雰囲気が完全に喪失している事はなく、勢いのある硬めのハウス・グルーヴと幻惑的な上モノの魅力的な"Forced Resonance"やリラックスしたビート感と多幸感あるメロディーに天上へと昇っていくようなニューディスコの"From Up And Down"など、ダンス・トラックも盛り込みつつHoppnerらしい繊細な美しさを披露している。多様な音楽性を披露したその最終型はラストの"Three Is A Charm"で、Randwegをフィーチャーして生演奏も取り入れてフォーキーなりインディー・ロックな雰囲気もある曲で歌心さえ感じさせる牧歌的なムードに心は安らぐばかり。アルバムだからこそと言う事もあるのだろうが、かつて制作していたフロア特化型のEPに比べると機能性に依存せずより音響の美しさやリズムの多用性に進んでおり、Ostgut Ton一派の中でも特に表現者として優れている。何度でもリスニングに耐えうる充実した一枚だ。



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| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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