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Blend Architect - Uncloud (Groovement:GR029)
Blend Architect - Uncloud

ポルトガルで特に勢いが感じられるGroovementは基本的にはヴァイナルのみという方針にもかかわらず、エモーショナル性と機能性のバランスの取れた高品質なテクノ/ハウスをリリースしており、注目を集めているレーベルの一つだ。もしレーベルを追いかけている者ならば間違いなく気付く事は、近年はたまたまかもしれないが日本のアーティストの後押しを行っており、特に過去に2枚のEPをリリースしたSai Yoheiはその存在感を強めている。そしてBlend Architectなる聞き慣れない名義の新作、実はYoheiの別人格とも呼べるプロジェクトであり、敢えて異なる名義を用いる事で音楽性もYoheiのディープ・ハウスからテクノへと傾倒している。元々慎ましい情緒性を含みながらハウスとテクノの境目にあるような洗練された音楽性ではあったものの、ここでは更にテクノのクールさと言うか淡々としながらも力強いグルーヴ感を増しており、確かに別名義でリリースしたのも納得の内容だ。いきなり全くビートの入らない"Uncloud 1.1"で始まるが、きめ細かい電子の効果音を散りばめつつ重層的で厳寒なシンセによって壮大なスケール感を演出し、次の曲へと上手く雰囲気を接続させる。そして続く"Uncloud 1.2"では電磁波のような電子音が唸りつつ逞しく太いキックが正確な4つ打ちを刻み、ずんずんと迫りくるグルーヴ感の中でレイヤーとなった幽玄ばシンセが切り裂くように入りながら、叙情性を伴いながら圧力のある勢いに飲み込んでいくような機能的なテクノを聞かせる。"Cloud 2.1"でもツールとしての機能性に磨きは掛かっており、鋭いハイハットの高音帯と安定感を打ち出す芯のある低音のキックの狭間に朧気な電子音響をちらつかせ、大きな展開を繰り広げる事はなく一点に収束するようにミニマルな流れを作っている。ラストの"Cloud 2.2"ではやや引っかかりのあるリズムで揺らぎがあるが、パルスのような複数の無機質な電子音を反復させる事で覚醒感を打ち出し、機械的で冷えたグルーヴ感を活かしながら嵌めていくタイプの曲だ。確かにSai名義とはやや異なる音響とテクノの雰囲気を持っており、このBlend Architect名義も彼の個性となっていくであろう音楽性を含んでいる点で、リスナーの期待を越えていく素晴らしい作品だ。



Check Yohei Sai
| TECHNO13 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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