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Model 500 - No UFO's Remixes (Metroplex:M-046)
Model 500 - No UFOs
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デトロイト・テクノのオリジネーターであるJuan AtkinsによるModel 500、その名義では第一弾となる1985年にリリースされた『No UFO's』からデトロイト・テクノ、ひいてはテクノの歴史が始まったと呼んでも過言ではないだろう。勿論その前にもKraftwerkやYMOもテクノと呼んでも差し支えない音楽を作ってはいたが、黒人がそこに由来するファンクやソウルを電子音楽で表現した結果としてのテクノに未来的な響きがあり、それが今も尚デトロイト・テクノの魅力となっている。本作はリリースから30年を経てそんな名作を現在のアーティストによってリミックスされたもので、同じくデトロイトの奇才・Moodymannとチリアン・ミニマルの一時代を築き上げたLucianoが参加している。勿論オリジナルの"No UFO's (Vocal)"も収録されており、今聞けば流石に音的な古臭さは否定出来ないものの、うねるベースのエレクトロ的なビート感や本人の歌もフューチャー・ファンクといった趣きで、未来派志向のテクノ/エレクトロの胎動を感じ取る事は出来る筈だ。予想も出来ない、しかし素晴らしいリミックスを披露したのはやはりMoodymannで、"No UFO's (Vocal) (Moodymann Remix)"では彼らしい甘く官能的なピアノのメロディーも加えつつ流れるようなハウスのグルーヴに作り変え、原曲のレトロ・フューチャーな雰囲気は損なわずにMoodymannらしいブラックネス溢れる魅惑のハウスへと染め上げている。対してLucianoの"No UFO's (Vocal) (Luciano Remix)"は原曲のデトロイトらしさを残す事は意識せずに、ボーカルをぶつ切りにして使用しながらも展開を広げるのではなく収束させるミニマル・ハウスのスタイルを彼らしく披露し、14分に渡って淡々とした機能的なグルーヴを鳴らし続けている。どちらか選べと言われればやはりデトロイトらしさのあるMoodymannのリミックスの方が愛着は感じられるし、やはり曲単体としての良さが光っているか。どちらにせよオリジナルも収録されてはいるので、それを持っていない人にとっても価値ある一枚に間違いはない。



Check Juan Atkins
| TECHNO13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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