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Paradise Box - Hookup EP (Crimes Of The Future:COTF 014)
Paradise Box - Hookup EP
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ロンドンのCrimes Of The FutureからリリースされたParadise Boxの新作は、このアーティストについて全く情報を持ち合わせていなかったものの、試聴した際にオールド・スクールかつ懐かしい雰囲気やメロウネスを持っているハウスに耳を惹かれてついつい購入したものだ。この名義では過去2014年にEPを1枚出しているだけだが、どうやらメルボルン在住のS. Woodwardのプロジェクトによるものらしく、全くの新人というわけでもなさそうである。"Hookup"はざらついてロウなシカゴ・ハウスらしいリズム感にアシッドの響きや陰鬱なメロディーを用いたハウスではあるが、アシッドのベースに煽られながらも何処かメランコリーな雰囲気は情緒感がふんだんだ。"Running Up That Hill"はKate Bushによる80年代のシンセ・ポップのカバーだが、原曲の壮大でゴージャスな響きや歌を抑制しながらその悲哀に満ちたメロディーをより浮かび上がらせ、シンセ・ポップの感覚は残しつつもコズミック感溢れるニューディスコ的な作風へと生まれ変わり、これはフロアでも心に深く訴えかける見事なカバーに仕上がっている。"Ya Mo Be There"も同様にJames Ingram & Michael McDonaldの80年のシンセ・ポップのカバー作品で、原曲の80年代風の強いアタック感は残しつつインストにした上で温かいドリーミーなシンセで上書きする事で、メロウな郷愁と刺激的なファンク性がより色濃く発揮されたディスコ・ハウス/シンセ・ポップになっている。最後の"Sunrise Energy"は鳥の鳴き声なども取り入れながらブレイク・ビーツで揺らすバレアリック感溢れる開放的なハウスで、しかしこちらもやはりその懐かしいリズム感や音の響きにオールド・スクールな音楽性がある。そもそもが80年代のシンセ・ポップを2曲もカバーしている辺りにParadise Boxのレトロ志向な音楽性は散見しており、それはオリジナルの楽曲へも素直に反映されているのだが、それが現在のシーンにもフィットした作風へと昇華されているのだから単に懐古主義として見過ごすには勿体無い作品だ。



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| HOUSE13 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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