CALENDAR
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< Chmmr - Auto Remixes Pt.1 (Full Pupp:FPLP 013 RMX 1) | main | Kez YM - Random Control (Berlin Bass Collective:BBC-004) >>
HVL - Hidden Valley EP (Rough House Rosie:RHR 013)
HVL - Hidden Valley EP
Amazonで詳しく見る(MP3)

グルジアのGigi JikiaことHVLは深遠でアブストラクトなディープ・ハウスな音響に特徴があり、それが評価を獲得したのかここ2〜3年は異なるレーベルから作品をリリースしていた。しかし1年半ぶりの新作は彼にとって古巣とも呼べるドイツはケルンのRough House Rosieからとなり、そのアンビエンスな性質もあるレーベルとの相性で言えばやはり間違いはない事からこの新作も期待する事だろう。しかし今までのゆったりとして深いアンビエンス性と意識的に聞くようなリスニング性を予想していると、A面の"Enslaver"にはやや驚きを覚えるかもしれない。変則的なビートでありながらもしかしそれは疾走するスピード感を得ており、そこにアシッドにも近い覚醒的なメロディーが明確なシーケンスで上昇と下降を繰り返し、もはやツール的なテクノとして響いている。薄氷のような繊細なパッドを潜ませてアンビエントな雰囲気を含ませながらも、このフロアを駆け抜けるような爽快感は今までのHVLには殆ど見受けられなかった性質だ。一方で"Distom Spook"は従来のHVLらしいと言うか、ヒプノティックなアシッドのラインやカタカタとした粗雑なリズムを用いた作風はアシッド・ハウスであるものの、そこに空間的の広がりを生む音を加える事で幻惑的なアンビエント感も生まれており、快楽的な中毒性に侵される。カタカタとしてエレクトロ・ビートが耳に残る"Lemon Stealer"もロウなハイハットやファンキーなビート感やに対し、すっと入ったり消えたりとする上モノはアンビエントの要素があり、ふわっと足元が浮かび上がるような心地好い浮遊感や陶酔感に繋がっている。そして最後は大らかなブレイク・ビーツを刻む"Crow Hill"で、スペーシーな効果音が浮遊する中にアトモスフェリックなパッドが濃霧のように満ちてきて、最もアンビエント性の高いディープ・ハウスはHVLらしい。深い空間創出を生む音響のディープ・ハウスに関してはやはりHVLの得意とするところであり、アシッドからテクノにエレクトロと表面的には違いはあってもどれに一貫した音響空間が存在している。



Check HVL
| TECHNO13 | 17:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 17:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/4352
トラックバック