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Joe Morris - Jacaranda Skies (Pleasure Unit:PU 07)
Joe Morris - Jacaranda Skies

日本ではそれ程流通していないように思うイギリスのニュー・ディスコ/バレアリック系の新興レーベルであるPleasure Unit、過去の作品を聞いてみても現在形にアップデートされた哀愁漂うディスコの音楽性があり、懐かしさと共に未来への視線が感じられる。その最新作はリーズで活動するJoe Morrisによるバレアリック志向なハウスだが、そう言えば以前に橋本徹が『Good Mellows』シリーズにもこのアーティストの曲を選択していたり、またIs It Balearic?やBalearic Socialからもリリース歴がある事からも分かる通り、やはりメロウで温かい感情性のある作風が発揮されている。タイトル曲の"Jacaranda Skies"が正にそんな音楽性を示しており、金属的なパーカッションの持続やバウンドするキックによる4つ打ちが心地好いビートを作りつつ、その上を走るメロウで懐かしさを生む可愛らしいメロディーや幻想的なシンセストリングス、そしてトランペットらしき高らかなソロも入ってくれば、それは開放感溢れるバレアリックなハウスなのだ。対して"Mangrove Dawn"は抽象的な霧のようなサウンドに包まれるアンビエント・トラックで、そのぼやけた音像の中からドロドロとした酩酊感溢れるアシッド・ベースがうねるように浮かび上がり光に包まれるようなシンセが溢れ出すその壮大な展開は、「マングローブの夜明け」と題されているのも納得の密林の奥地に広がる神秘的で美しい光景をイメージしているのか。"The Lost Garden"もぐっとテンポを落としたサウンド・トラック的なリスニング指向の曲で、エキゾチックなパーカッションが土着感を生みつつ、ぼやけて霧の中に消え入るようなスライド・ギターや民族的な木琴系の音で意識を溶かしていくような甘美なサイケデリック性もあり、その異世界の夢の中を彷徨っている。最後はタイトル曲のビートを弱めに変えた"Skies Reprise"だが、若干おとなしくしっとり目の空気が強くなりよりメランコリーさが際立っているように思う。全4曲、それぞれに持ち味がありながらバレアリックな方向性での纏まりもあり、捨て曲無しの力作。これからやってくる夏のシーズンにもはまりそうな野外向けのサウンドだ。



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| HOUSE13 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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