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Alton Miller - All Things Good EP (Waella's Choice:WACH003)
Alton Miller - All Things Good EP
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2016〜17年にかけては自身のInner Muse Recordingsから過去の名作の復刻に勤しんでいたデトロイト・ハウスの古参であるAlton Millerだが、その一方で新作も精力的に制作してSound SignatureやNeroliにSistrum Recordings等名立たるレーベルから作品を送り出すなど、その控え目な知名度とは対照的に確かな実力を持つ堅実なアーティストだ。そんな彼による新作はロンドンの新興レーベルであるWaellas Choiceからで、元々柔らかくジャジーでソウルな雰囲気を持つハウス・ミュージックを得意とするMillerではあるものの、本作ではロンドンのレーベルからと言う事もあってか西ロンのブロークン・ビーツにも接近したような音楽性がやや強くなっているように思われる。タイトル曲と受け取れる"All The Good Things"は軽いパーカッションも弾ける心地好い4つ打ちのベーシックなハウスではあるが、控え目に情緒を発する優美なシンセやパッドの使い方で非常に洗練された雰囲気を持っており、無理に熱くなるのではなく自然な展開でじんわりと盛り上がっていく展開に、Millerの堅実な音楽性が現れている。"In The D"は更に軽快で爽やかなパーカッションを使った生っぽいハウスで、フュージョン風な流麗なシンセワークを前面に出して、ざっくりとしたビート感ながらも上品なソウルで纏めている。よりファンクやブロークン・ビーツとしての性質が強いのは"Beneath The Sun"で、崩れた変則ビートを刻みながら抜けの良いパーカッションが軽やかに弾け、内向的なシンセのコード展開に被せるように光沢感あるキーボードがファンキーにうねり、うっとりした情感ながらも躍動的なグルーヴが走っている。そして最もソウルフルな感情を打ち出したのはNikki Oをフィーチャーしたボーカル・ハウスの"The Storm"で、スポークンワード風に始まり温かく包み込むような歌へと変わっていくボーカルとヴィブラフォンらしき柔らかい音色や華麗なシンセが滑らかに展開する事で、実に心温まる優しいハウスになっている。何か心に圧倒的な印象を残す個性的な音楽というわけではないのだが、その普遍的で流行に全く影響されないクラシカルなハウスという点では信頼を寄せる事が出来る作曲家であり、リスナーとしても安心して聞く事が出来る。ならばやはりそろそろニューアルバムを期待せずにはいられないのだ。



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| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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