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Space Dimension Controller - Gaining Time (Dekmantel:DKMNTL054)
Space Dimension Controller - Gaining Time
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懐かしみのあるシンセ・ファンクを武器に、レトロ・フューチャーな感覚のあるサイエンス・フィクションを展開するJack HamillことSpace Dimension Controllerは、音楽で近未来の宇宙旅行へ誘うようなストーリーを語る。そのストーリー仕掛けの構成はデビューアルバムである『Welcome To Mikrosector-50』(過去レビュー)に於いて特に顕著だったが、それからNinja Tuneからリリースされた2ndアルバムである『Orange Melamine』(過去レビュー)は10代の頃に制作された音源を纏めた事もあって衝動的ながらやや纏まりはなく、今思うとらしくないなと思う点は否めない。がしかしどういった経緯でDekmantelからのリリースに至ったのかは不明にしても、この新作は非常にデビュー当時のSF感の強さとメランコリーが際立つテクノで、特に騒がしいダンスフロアとは別の聞かせる事を重視した構成によってSDCの世界観を存分に体感する事が出来る。13分越えの"Everything Is Better Now"はロボットボイス的な男女の会話から始まる如何にもレトロフューチャーな世界観で、そこからアタック感の強いスネアやキックを用いた何となく7〜80年代の空気があるシンセポップな感覚が広がり、アトモスフェリックに浮遊する電子音やポップで懐かしみのあるシンセサウンドで宇宙空間を遊泳するような世界へと引き込まれる。あてもなく悠々と無重力空間を散歩するようなコズミック感は、何処までも果ての見えない壮大な宇宙の景色を喚起させ、そして長尺で展開する事で時間の経過も忘れてしまうゆったりのんびりとした旅が待っている。これこそSDCだと断言出来るスペース・オペラ・テクノの大作だ。また15分にも及ぶ"NRG Intersect"は一転して全編ビートレスのアンビエント・スタイルで、薄いパッドがバックにドローンのように持続しつつシンセの音色が揺れながら浮遊感を伴いながら自由な旋律をなぞり、広大な宇宙空間にぽつりと放り出されて孤独な時間を過ごす感覚に陥る。そして最後の"(Still) Returning"もビートレスだがドリーミーな音の波が引いては寄せるように反復して、より穏やかに優しく揺りかごで揺らされて睡眠を誘うチルアウト感が強い。どれも文句なしにSDCに期待しているイメージそのものであり、このシンセ・ファンクやアンビエントの路線でまたアルバムが制作される事を願わずにはいられない。



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