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System 7 & Mirror System - Cafe Seven (A-Wave:AAWCD020)
System 7 & Mirror System - Cafe Seven
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ダンス・ミュージック界きってのオシドリ夫婦ユニット、Steve HillageとMiquette GiraudyによるSystem 7の最新作は、近年並行して活動を行っているアンビエント/バレアリック方面のMirror Systemとの活動が、今まで平行だったものが徐々に接近しながら遂にここで一つになったように同じアルバムの中で共存している。計10曲の内それぞれの名義で5曲ずつ制作を行っており、元々テクノからトランスにアンビエントやバレアリックまで網羅する幅広い音楽性があったものの、敢えて2つの名義を一枚のアルバムに収めた事で集大成的な意味合いがあるのではないか。実際に名義毎に作風は明確に分けられており、冒頭のMirror System名義の"First Wave"は透明感ある美しいシンセのレイヤーやかもめが鳴くようなディレイのかかったギターを用いて、ゆったりと波が広がっていくようなダウンテンポスタイルのバレアリック性の強い曲で、青い大空が広がる下で聞きたくなるような開放感がある。続くSystem 7名義の"Big Summit"は4つ打ちテクノの疾走するビート感に合わせ毒気のある電子のベースラインやサイケデリックなシンセがうねり、当然特徴的なディレイのかかったギターが高揚感を誘って、プログレッシヴ・ハウスとトランスの要素を含んだ快楽的な曲だ。また彼等の活動に於いて欠かせないコラボレーションは本作でも健在で、邦人ユニットであるSudoの曲を"Sensation (System 7 Remix)"としてリミックスしており、元のディープでテッキーな曲調に対しビート感はすっきりさせながらも快楽的なギターのフレーズ等を加える事で空間の広がりを感じさせる壮大さが増している。見逃せないのはMarcus Henrikssonとのコラボである"Million Suns"だろう、洗練されたミニマルなビート感に繊細でトリッピーな電子音を丁寧に編み込んだようなサイケデリックなテクノは、Henrikssonの音楽性が正しく反映されながらSystem 7の音としても鳴っており互いの音楽性が相乗効果として融合している。またJoujoukaによる"And Justice Killed (System 7 Remix)"は当然の如くサイケデリック・トランスな音だが、ロック風なギターリフが激しく咆哮したりハイエナジーな攻撃性が全く違和感無いのも、貪欲に色々なアーティストとコラボし音楽性を広げてきたSystem 7ならではだろう。そして終盤の"Cloudface (Mirror System Remix)"でぐっとテンションを落とし、ディレイが効果的なギターや電子音によって広がりを生む事で無重力空間の浮遊するようなドリーミーなアンビエントを聞かせ、熱狂的な曲調からチルアウトへの切り返すアルバムの流れはドラマチックでもある。見事にSystem 7らしくバリエーション豊かなアルバム構成で、65歳を越えたベテランながらも一向に衰える事のない創造力は今も尚新鮮なダンス・ミュージックを生み出している。



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| TECHNO13 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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