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Terekke - Improvisational Loops (Music From Memory:MFM028)
Terekke - Improvisational Loops
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昨今のバレアリック隆盛と共振するように再評価著しいニューエイジ・ミュージックが、またしてもジャンルを超越しカルト・ミュージックの旧作の発掘から新作のリリースまで抜群のセンスを見せるMusic From Memoryによって再評価の後押しをされるべき作品があるとしたら、それこそこの作品だろう。手掛けたのはニューヨークのアーティストであるMatt GardnerことTerekkeで、過去にはロウ・ハウス/インダストリアル系のL.I.E.S.からも粗い音質のマシンビートを刻むロウ・ハウスや残響活かしたダビーな作品をリリースしていたりするも、一転本作ではノンビートのアンビエント/ニューエイジへと振り切れて桃源郷へと迷い込んだような夢の世界を展開している。本人の説明では2012年頃に受講していたヨガクラスに影響を受け、デジタルシンセやリバーブにルーパーエフェクト用いて制作したそうだ。イントロとしての1分程のぼんやりとしたコード展開でアンビエントへの入り口を作る"another"で始まり、圧巻はA面を丸々占める19分にも及ぶ"NuWav2"だろう。大きな展開は殆ど無くリバーブやルーパーエフェクトを活かした音の揺らぎや残響がぼんやりと柔らかいドローンとして伸びながら、淡く甘い音の響きで現実の時間軸から徐々に離れていくような無意識の感覚へと誘い込んでいき、完全なる瞑想の境地へと辿り着く平穏なアンビエントの快適性はここまでのものはそうは無いだろう。B面には1〜4分程の6曲が収録されており、大聖堂の中で残響が反射して荘厳な輝かしさが充満するアンビエントの"wav1"に始まり、動きのあるアルペジオには躍動感を感じつつもふんわりと上昇していくような清々しい爽快感のある"arrpfaded"、抽象的な音像の中に美しい宝石が光り輝くよう電子音が鳴る"soft g"、オーケストラ風のメロディーとそれに被さってくる電子音のレイヤーがニューエイジのスピリチュアル性を生む"220+g"など、それぞれ異なる姿を見せながらも陶酔感と言う点に於いては一切の切断は無い。ミニマルな構成で非常にシンプルな作品ながらも、心の穏やかさを保ちながらアンビエント/ニューエイジとしての快適性に振り切れた作品は、新作としてはそうは無いだろう。流石MFMの審美眼と言う事もあり、アンビエント好きであれば本作を見逃す事はもったいない。



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| ETC4 | 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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