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Theo Parrish, Paul Randolph, Kathy Kosins, John Douglas, Amp Fiddler, Ideeyah - Gentrified Love Part 4 (Sound Signature:SS070)
Theo Parrish, Paul Randolph, Kathy Kosins, John Douglas, Amp Fiddler, Ideeyah - Gentrified Love Part 4

Theo Parrish率いるSound Signatureにて2016年から続く『Gentrified Love』シリーズ、その第4弾が到着。元々はParrish自身の音の彫刻を成す為のレーベルとしての意味合いが強かったものの、しかし近年は積極的にデトロイト、いやそれ以外の地方からも積極的にアーティストを招き入れ、他アーティストの後押しやコラボレーションを行うなど、Parrishに通じるブラック・ミュージックのラフなソウル感は共通項としてありながら音楽性の拡張を行っている。本作もParrish単体の作品ではなく、他アーティストのリミックスやコラボ作が収録されており、ある意味ではレーベル・ショーケース的でもある。"Be Like Me (SS Translation)"は元々はKathy Kosins & Paul Randolphが外部のコンピレーションに提供した"Could You Be Me?"があり、それをParrishがリミックスした作品だ。原曲はパーカッションが効いたバンド演奏性の強いアフロでモダン・ソウルな音楽性だが、"SS Translation"となれば当然の如くしっとりヌメッとしたビートダウン・ハウスのグルーヴに生まれ変わる。深い闇の中で美しい旋律を刻むピアノやトランペット、そしてKosinsの歌が落ち着きながらも実に感情的で燻るような熱量のソウルを生み出し、平坦なハウスのビートに均されながらもソウルやファンクの要素もあるねっとり粘性の高さはParrishが解釈するブラック・ミュージックなのだろう。"Leave The Funk To Us (Full Mix)"は元々は『Sound Signature Presents These Songs That Should’ve Been Out On Wax By Now』(過去レビュー)に収録されていた作品で、本EP内ではフルミックスというバージョンで原曲とはがらっと姿を変えている。原曲は金属が錆びついたような鈍く色味の薄いミニマル性の強いロウ・ハウスと言った印象だが、ここでは熱量を増してソウルフルな空気を纏い4つ打ちをベースにしたファンクかつビートダウン・ハウスへと生まれ変わる。とは言っても音の隙間が目立つラフな構成はそのままにDouglasのトランペットやFiddlerのピアノ等の生演奏が即興演奏的に掛け合いのように繰り出され、乾いたハンドクラップやずっしりしたキックが野太いグルーヴを生み出しており、そしてIdeeyahによるスキャットのような掴みどころがない官能的な歌も加われば、まるでジャズかファンクのバンドのようなライブ感が迫ってくるようだ。たった2曲のみで既発のバージョン違いと思うなかれ、濃密なソウル/ファンクが渦巻くParrishの新作と呼んでも過言ではない位だ。



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| HOUSE13 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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