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Tom Middleton - Sleep Better (UMC:6716832)
Tom Middleton - Sleep Better
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最近は主だった制作活動が無かった為、この突如としてリリースされた作品に驚きを隠せなかった。それこそGlobal Communicationのメンバーでありアンビエントマスターの一人であるTom Middletonが手掛けた『Sleep Better』で、その安直なタイトルからも分かる通りアンビエントすら通り越して所謂ヒーリング系へと向かった良質な睡眠の為のサウンドスケープである。ここ数年は目立った新作のリリースもなく、数年前にリリースされた数作にしてもクラブトラックとしての機能面を重視したテック・ハウスが中心だったが、その後睡眠科学のコーチになったMiddletonが、不眠症に悩まされる現代人の睡眠の質向上の為に真面目に取り組んだプロジェクトのようだ。CD1には10分に及ぶ"Sleep"シリーズが8曲収録されており、それぞれ"Sunset"や"Moon"に始まり最後は"Dream"に至るそれっぽい副題が付けられているが、どうやら80分に渡ってそんな副題が示すような幸福に満ちた空想の旅をイメージしているとの事。それぞれ副題はあるものの全ては連続しており徹頭徹尾ぼんやりとした抽象的なドローンが続くアンビエントは、まだしっかりと展開のあったGlobal Communicationのそれと比べると随分と精神を鎮静へと導く作用が目的とされており、時間の経過も忘れるような平坦でなだらかな電子音の持続のみのある意味ではシンプルな作風を突き詰めている。ボーナスディスクとなるCD2にはヨガや瞑想のお供に制作された"Relax"と活力の補充をする為の"Recharge"が収録されているが、こちらは環境音風な繊細な電子音がエネルギーが外へ向かって放射するようなドローンとなっているのが特徴で、音楽自体は非常にゆったりとしながらも少しずつ心身が活動的になり目覚めていく点で"Sleep"とは対照的な作品だ。踊らす事を目的としたダンス・ミュージックの業界を生き抜いてきたベテランが、しかしそれとは全く真逆の眠りに付く為の音楽を制作するとは - 元々アンビエントを制作していたとは言えでも - 何とも意外だが、真夜中を生業とする彼だからこそ不眠についての理解も一段と深いが故にこういったプロジェクトに取り組んだのも自然だったのかもしれない。Global Communicationのような未来的なテクノ/アンビエントとは異なるが、安らぎながら眠りに落ちる為のBGMとしてはより最適なプロジェクトだと言えよう。



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| TECHNO13 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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