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S3A - Mountain Charr (Eureka!:ERK003)
S3A - Mountain Charr
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ハウス・ミュージックのパーティーとして台頭しているEureka!は、特にスウェーデンを代表するハウス・レーベルのLocal TalkのDJ/アーティストを積極的に日本において紹介し、更にはEureka!はレーベルへと進化して曲のリリースをするようにまで躍進を果たしている。中にはLocal Talkからのライセンス商品もあるが、Eureka!の為に制作された曲のリリースも行っており、このレーベル最新作もその一つだ。手掛けているのはSampling As An Artを名乗る通りサンプリング・ハウスを武器とするS3Aで、Local Talkを始めとして多くのレーベルからファンキーでメロウなモダン・ハウスを送り出している人気アーティスト。クラブパーティーの賑やかさや華々しさを思い起こさせるダンストラックは即戦力で、そんな音楽性が最も表現されているのは"Doop Doop"だ。ベースはハウス・ミュージックだが、歓声の入ったサンプリングから始まりポジティブなコーラスと気品のあるピアノコードが被さっていき、更には希望を高らかに歌い上げるようなホーンのメロディーと疾走する4つ打ちが加わって気分は完全にダンスフロアの騒ぎの中。途中ではファンキーなギターソロも爽快に躍動したりと、サンプリングであろうが生の音をふんだんに用いて正にS3Aらしい作風で、底抜けに明るく優雅なハウス。対して"Emotional M1"は少々内向的でしっとりしたムードで、ビート感は抑えられてビートダウン・ハウス的な黒さが現れており、エレガントなピアノ使いと色っぽい女性の歌と共に徐々に盛り上がっていくモダンなディープ・ハウスか。そして最後はサンプリングの妙技かブレイク・ビーツかヒップ・ホップの影響が強い"Denials"で、ざっくりした響きのジャジーなグルーヴと共に控えめに甘美なエレピを合わせて、心に染みるメロウな空気に満たされる。それぞれタイプは異なれどサンプリング主体で一聴して耳を惹き付ける分かりやすさもあり、誰がプレイしても自然とフロアが盛り上げるのではないかと思う程だ。



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