CALENDAR
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
FRKWYS Vol.15: serenitatem
FRKWYS Vol.15: serenitatem (JUGEMレビュー »)
VISIBLE CLOAKS,YOSHIO OJIMA,SATSUKI SHIBANO
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS
<< 2019/1/18 Guidance〜導き導かれる人生〜 14th Anniversary @ Contact | main | Francis Inferno Orchestra - Hygiene (Superconscious Records:SCR011) >>
Munir - Grand Paradise Hotel (Dopeness Galore:DG 14 002)
Munir - Grand Paradise Hotel
Amazonで詳しく見る(MP3)

2018年8月にリリースされた本作にどうして手を出したのかもう覚えてはいないが、Dopeness Galoreというオランダのレーベルに多少なりとも関心があったのは間違いない。近年ではJorge CortesにStump Valley、Earth TraxやSan Proper、Andras Foxまで手広くカタログが充実しているこのレーベルは、その並んでいるアーティストを見れば分かる通りディープ・ハウスからミニマル、ファンクやソウルにニュー・エイジまで音楽性は拡散している。そしてこのMunirなるアーティスト、Midnight Runnersというバンドでも活動するインドネシアの新鋭であるHarry Septiandryによるプロジェクトであり、この名義ではレトロなシンセの響きを持った懐かしさのあるシンセ・ファンクやディスコを根底にしたハウスを手掛けており、その音楽性はこのアルバムにおいて更に豊かな広がりを見せている。『Grand Paradise Hotel』というタイトルが正に作品をイメージしているようにラグジュアリーな感覚もある本作は、風か波の音だろうか自然音と共に可愛らしく繊細なシンセのメロディーがラウンジ風なイメージを喚起させる"Late Checkout At 2 PM"で始まり、続く"Room Service 303"では軽やかなブレイク・ビーツやシンセボイスを用いたちょっと時代感を感じさせるハウスな作風は昔のエモーショナルなデトロイト・ハウス風でもあり、そしてTB-303系の多幸感を強調したアシッドも入ってくると何だかURを思い起こさせる。かと思えば"Balcony View"では生っぽいドラムマシンのブギーなリズムに合わせて南国の島を思わせるようなトロピカルな色彩感覚に気分は高揚し、"Room Service (Extra Bed)"では鋭く疾走感のあるリズムに引っ張られながらも、シンセファンク的な豊潤な音色に快楽的なアシッドも絡みながら快走するダンストラックであったりと、アルバムは変幻自在な様相でありながら清々しい開放感に溢れている。"Bamboo Garden"はそのタイトルが示唆する通り笛の音色を用いてややエキゾチックな感覚を打ち出したオールド・スクールなハウスだが、更にそこに続く"Outdoor Bathtub"では川が流れる音をバックに木琴系の有機的な響きをミニマルに聞かせて想像力を刺激するようなサントラ風のアンビエントへと展開したりと、中盤まででも予想以上に作風はあちらこちらに広がっている。そして情緒的な笛やアタック感の強いキックを用いてアジア圏のエキゾチック感溢れるシンセファンクを披露する"Nature Selection (Wouda Edit)"、透明感のあるシンセと弾けるディスコティックなリズムで躍動感持って弾ける"Hot Swim"、シカゴ・ハウスにも近い乾いて簡素なリズムで勢い付きつつも輝くようなシンセでエモーショナルに展開する"Members Only"など、ダンス・トラック方面も抜かり無く充実している。多様なジャンルが溶け込んだアルバムではあるが決して散漫でもなく、そこに何か共通項があるとしたらバレアリックな感覚であり、異国情緒溢れる長閑なリゾートの旅行気分に浸れるだろう。



Check Munir
| HOUSE13 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 12:00 | - | - | |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://matyu.jugem.jp/trackback/4467
トラックバック