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Gui Boratto - Pentagram (Kompakt:KOMPAKT CD 146)
Gui Boratto - Pentagram
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優秀なタレントを多く抱えるドイツはKompaktはその規模を活かしてクラブ・ミュージックを根底としながらも多様性を展開出来るレーベルであり、テクノやミニマルにハウス、またはロック寄りからアンビエントまで、そして流行のEDMを取り込む事さえも躊躇わない。流行り廃りが大きい業界だからこそ、敢えて大きく間口を広げる事で時代を生き抜いていると言えるが、そんなレーベルの多様性を一人で表現出来るアーティストがGui Borattoだ。同レーベルからは本作で5枚目となるアルバムをリリースするなど今ではレーベルを代表するにまで成長しており、初期のシューゲイザーかつミニマルな作風から、機能的なテック・ハウスやエレクトロ・ハウスにサイケデリックなポスト・ロック寄りまで、アルバム毎に多彩な音楽性を披露している。しかしそのどれもに共通するのがポップさだったり印象的なメロディーだったりで、人懐っこく心に訴え掛けるエモーショナル性はレーベルの中でも随一だ。アルバムの始まりはいきなり夕暮れ時の浜辺のようなメランコリーなメロディーが炸裂するミッドテンポの"The Walker"で、ややシューゲイザー風なシンセの使い方もある点は初期作風を思わたりもする。続く"The Black Bookshelf"は自身でピアノやドラムも演奏してバンド風な躍動感もあるハウスで、ピアノの美メロや綺麗なシンセのコード展開を武器に感動的に盛り上げていくアルバムの中でも特にポップさが強調された曲だ。逆にボーカルを起用した"Overload"は妖艶な歌の作用もあって真夜中のフロアをドラッギーに染めるようなプログレッシヴ・ハウス色強い曲で、また同様にシューゲイザーとプログレッシヴ・ハウスが一つになったような覚醒感の強いハイエナジーな"Forgotten"ら辺りも、ギトギトした中毒性が暗闇の中で侵食するような快楽性が強い。そして刺激的なシンセのリフと連打するビートが強迫的に迫るミニマル寄りな"Forgive Me"、逆にストリングスを用いてオーケストラを展開して物悲しいシーンを演出する"Scene 2"と、一枚のアルバムの中で異なるジャンルを見せながらもしかしドラマティックなストーリーを読ませるように流れは紡がれる。そして遂にここまで来たかと思わせられるのはEDMへと寄り添った"The Phoenix"で、元々ポップな音楽性のあるBorattoだからこそ派手なギターサウンドやブリブリとえぐいシンセの使い方も違和感を感じさせる事はなく、好き嫌いは別としても意外とBorattoの音としては成り立っている。EDMとの親和性の高さにより人によってはEDMへの認識を改めるようになる機会もあるのではと思うと、閉塞感が拭えないテクノシーンの中でもこういった試みは評価されるべきだろう。やや色々手を出し過ぎて散漫な印象がないわけでもないが、非常にBorattoの個性が体験出来るアルバムである。



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| TECHNO13 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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