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Max Essa - Lanterns (Music For Dreams:ZZZV18005)
Max Essa - Lanterns
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Bear FunkやIs It Balearic?にHell Yeah Recordingsといった人気のバレアリック・レーベルから作品をリリースしている日本在住のUKアーティストであるMax Essa、その才能と人気は間違いなく今度はデンマークの最早伝統的ですらあるバレアリック系のMusic For Dreamsから初の作品となるアルバムをリリース。以前は生っぽくメロウなディスコやハウスが中心だった作風もここ数年はバレアリック/ダウンテンポへと移行しよりレイドバックした作風を強めていたが、本作ではその最終地点へと辿り着いたように半分程はビートレスな曲が占め、更にニューエイジな雰囲気も纏い美しい景色を喚起させる音像により癒やしのひとときを提供する。本人の紹介では一人誰もいない道路をタクシーに乗っている時に日の出に隠れていくネオンの灯り、出雲への寝台列車、沖縄の夕暮れ時のビーチなどをイメージにしているそうで、騒がしい都会の真夜中からの逃避と考えるべきだろうか。静けさの中に残響心地好いアコースティックギターの響きから始まる"Lights Painted For A Road Trip To Spain"、星が瞬くような電子音も散りばめながら中盤からは眩しいシンセのレイヤーが浮かび上がり、徐々に太陽の光に包まれていくような和んだアンビエントだ。"Beautiful Western River"ではやや内向的で暗めのドローンが支配し、宗教的なパーカッション使い等の響きもあって精神世界へと潜り込むメディテーション的な意味合いが強い。静謐なピアノや朗らかなギターが絡み合い霧が立ち込める中から朝焼けが浮かび上がってくるような"Orange Trail"、感傷的なアコーディオンとそれを装飾するピアノやストリングスによる昼下がりのうたた寝を誘うドリーミーなダウンテンポの"I Love You Today Too"と、リラックスした雰囲気の中に美しい情景も広がっている。B面に入ると柔らかいリズムも加わった曲も並んでおり、色彩豊かなシンセのドローンが静謐に伸びていく上に耽美なピアノやギターが情緒を加え、そして軽くふんわりとした生っぽいリズムが優しくビートを刻む"Lanterns"、つんのめる角ばったリズム感で軽く躍動し可愛らしいポップなシンセで意気揚々と散歩を楽しむようなダウンテンポの"Twenty Types of Dusk"と、ここら辺の曲調は現在のバレアリック系と親和性がありながらEssaらしいオーガニックでセンチメンタルなムードに陶酔させられる。ひたすら世の中の喧騒から離れた長閑な空気に覆われて、程好い情緒性で体の隅々まで清らかな音が浸透するリスニング性の強いアルバムは、忙しい日常の中でほっと一息つくのにも一役買う事だろう。



Check Max Essa
| ETC4 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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