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Waajeed ft. Ideeyah - Strength EP (Dirt Tech Reck:DTR14)
Waajeed ft. Ideeyah - Strength EP

かのJ Dillaもメンバーであったデトロイトのヒップ・ホップ集団であるSlum Villageの元メンバー、そんな肩書きを持つRobert O'BryantことWaajeedはヒップ・ホップを嗜む人にとっては知っていて当然の存在なのだろうが、そうでない当方にとっては馴染みは薄い。しかし近年Sound SignatureやPlanet Eといったデトロイトの大御所レーベルからのリリースやAmp Fiddlerへのリミックスの提供もあり、ハウス・ミュージックの方面からも目に付くようになっていたが、自身が主宰するDirt Tech Reckからのこの作品を聞いてWaajeedはハウスへと傾倒している事を確信している。本作はリリースされたばかりの『From The Dirt LP』の先行EPだが、特筆すべきは同じデトロイトから新世代として頭角を現しているJay DanielやUR一派のJon Dixonをリミキサーに起用している事で、もしWaajeedを知らない人にも興味を抱かせるような人選となっている。勿論オリジナルの曲もソウルフルなハウスとして素晴らしく、Ideeyahの優しく包容するような感情豊かな歌、そしてカラッと乾いたパーカッションが爽快に響き優美なピアノのコード展開やコズミックな電子音が飛び交う"Strength (Original Mix)は、じんわりと低温状態から温まっていくような渋い流れがある。そしてWaajeedによるもう一つのバージョンである"Strength (Waajeed’s String Mix)"は同様に抜けの良いパーカッションが爽快に弾けながらより強い4つ打ちで疾走し、エモーショナルなシンセストリングスが躍動的に展開するややゴージャスな作風で、デトロイト・ハウスのポジティブな方面に属す希望を高らかに歌い上げる曲だ。面白いリミックスとなったのは"Strength (Jay Daniel Remix)"で、エッジの効いた硬いヒップ・ホップのリズムへと塗り替えつつそこにデトロイトらしい叙情性のあるパッドを配し、フュージョン風な煌めくシンセの旋律で豊かな味付けを加えている。最もデトロイト・ハウスらしい雰囲気があるのは"Strength (Jon Dixon Remix)"で、オリジナルの作風を大きくいじる事はせずにリズムをややかっちりと硬く強調し、そしてドラマティックな展開を生むデトロイトよろしくなシンセストリングスを用いて壮大にポジティブな光で包み込んでいく作風は、正にUR一派らしいHi-tech Jazzの延長線上といった作風だ。デトロイト好きにとっては堪らないリミキサーの起用でそれぞれが期待通りのリミックスを披露しているが、オリジナルの2曲もアルバムへの布石という点で十分に聴き応えがあり、Waajeedのハウス・ミュージックの方面での評価を上げる事は間違いないだろう。



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| HOUSE13 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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