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SofaTalk - Scissors And Shapes EP (Omena:OM024)
SofaTalk - Scissors And Shapes EP
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2014年にストックホルムにて設立された新興のOmenaはハウスを軸にしながら、トライバルやニューディスコにシンセ・ポップやフュージョン等の多彩な振り幅を持ち、そして既に有名なアーティストではなくこれからを担うであろう若手の後押しを積極的に行うレーベルだ。新作はイタリアのアーティストであるPiero PaolinelliことSofaTalkによるものだが、SofaTalkもディスコやファンクやジャズに影響を受けながらそれらをハウスの中で咀嚼した豊かな音楽性があり、例えば2017年作の『Diforisma』(過去レビュー)でもジャズやファンクのリズムや響きといったものが目立っていた。本作でもその傾向は変わらずにその意味ではアーティストとしての一貫性が感じられ、"Balancing Acts"ではブロークン・ビーツなざっくりと生っぽいリズムに耽美なエレピや麗しくメロウなキーボードワークを合わせて、そしてコズミックなSEも加える事で未来的でジャジーなビートダウンを聞かせている。とは言ってもデトロイト・ハウスのあのどす黒く粗野なビートダウンと言うよりは、それをもっと洗練させたモダンに仕上げていて、小洒落た感もあるのはカフェでかかっていてもおかしくはない。同様に情緒的なエレピが控えめに彩り小気味良いブロークン・ビーツのリズムが躍動する"Scissors And Shapes"では、ドラムに同調したようにベースも躍動しファンキーなギターカッティングも刻まれ、もはやクラブのダンス・ミュージックと言うよりはバンドがセッションをしているかの如く生々しいライブ感さえもある。"Jazz Book"はもうタイトル通りにジャズフレーバー全開に渋いサックスや自由な旋律を描く湿っぽいエレピが存在を主張しており、躍動感に溢れたリズムが続きながらもブレイクでは大胆にリズムも切り替わって展開するなど、SofaTalkのジャズやファンクに対する思いが伝わってくる曲だ。そしてリミキサーとしてRhythm Section InternationalやLocal Talkで活躍するPrequelが手掛けた"Balancing Acts (Prequel's Reimagining)"は、原曲のジャジーな雰囲気は残しつつグルーヴ感はハウスのそれでスムースになっており、全体的に抑揚を抑えて控えめに手を加えた原曲を尊重したリミックスになっている。SofaTalkの音楽性について言えばDJと言うよりはアーティスト性が強く引き出しも多いので、こういった作曲能力の高さであればやはりアルバムでのより大きなコンセプトをもった作品を期待したいところで、今後も要注目だ。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ3 | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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