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Alex Kassian - Hidden Tropics (Utopia Records:UTA 008)
Alex Kassian - Hidden Tropics

リニスングからダンス・ミュージック、過去の名作からカッティング・エッジまで、オブスキュアなレーベル性で展開するUtopia Records、レーベルとしてはLars BartkuhnやVangelis Katsoulisらがカタログに名を連ねており、単に踊らす事を目的としただけではない芸術的な美しさや豊かさも含む音楽性で、まだ歴史は浅いものの注目すべきレーベルの一つだ。そのレーベルの新作は二人組ユニットのOpal Sunnの一人でもあるAlex Kassian(Al Kassian)によるもの。Opal Sunnではフロアに適した現代的なテック・ハウスを手掛けているが、ここでは「未踏の地」という記載に津和の鷺舞という神事を写したジャケットからも分かる通り、何処かエキゾチックで神秘性もある音楽性を披露しておりUtopia Recordsのレーベル性を更に拡張するような作品だ。引いては寄せる波の音と木琴系のアルペジオや幽玄なストリングスが神秘的ながらも叙情的な世界へと引き込んでいくアンビエント寄りの"Olson Waters"から始まり、EPの中で最もハウシーかつダンスな作風の"Hidden Tropics"は民族的な笛の音やボイス・サンプルを用いて熱帯の深い森の中を思わせるエキゾチックな感覚があるが、そこに謎めいたシンセのソロが入ってくる途端にスピリチュアル性を増す。"Quiet Dawn"も水の流れる音を微かにバックに流し、そこに和楽器だろうか笛や木魚らしき音色によって瞑想へと引き込んでいく、自然と一体化したような寂静かつ侘び寂びのアンビエントを展開。B面は更にエキゾチックと言うか日本的な雰囲気を増し、尺八のぼうっとした音色や宗教的な鐘や木魚の深い音響、そこに鳥の囀りも入ってくる"Birds Of Bahia"は完全に環境音楽の一種で、その神聖な世界観に対し背を正して向かい合いたくなる。そしてミニマルにゴーンと深く響く鐘や木の打楽器の優しい音色が静寂の中に浮かび上がり、厳粛な雰囲気の中で抽象的な尺八が更に深くインナートリップを誘発する"Bells Of Ukyo"、尺八や篠笛の和楽器と豊かな電子音の絡みがビートレスながらも豊かな高揚感を生む"Hidden Tropics Revisited"と、全編通して自分の内なる心と向き合い瞑想にぴったりなイマジネーション溢れる音楽性だ。煩悩や欲望を捨て去りただただ音に耳を傾けたくなる静謐なサウンド・スケープ、Music From MemoryやGrowing Bin好きな人にも引っかかるのでは。



Check Alex Kassian
| ETC4 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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