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那須温泉 小林館 ~ 鹿の湯 ~ 滝の湯

那須湯本1

年末恒例、一年で心身に溜まった汚れを浄化すべく癒やしを求めて温泉旅行へと向かった先は、栃木は那須湯本へ。高原と言う事で動物園や牧場に富んでおり、また美術館やパン屋にペンションやホテルも多く観光には向いている地域ですが、それも那須湯本の手前まで。標高の高い奥の方に向かうに連れて人は減っていき、その代わりに硫化水素の匂いと共に現れるのは鄙びた温泉の町並み。舒明2年(西暦630年)に開湯したとされる名湯・鹿の湯に始まり、今でも古き良き温泉が湧き出るその地は湯治にも適した民宿も多く、温泉好きな人にとっては欠かせない場所だ。

那須湯本2

しかしそれまで全く雪も降っていなかったのに、前日から寒波に襲われ雪も降り出したおかげで、当日は那須湯本の観光名所である溶岩地帯の殺生石も白銀の世界…どころか吹雪に襲われて、のんびりと殺生石を観覧する事も出来やしない。妖狐の化身が討伐された石になったと言われる場所で、辺りには本来はゴロゴロとした溶岩や千体の地蔵が拝める筈だったのだが、みんな雪に埋もれてただ白い景色を拝むのみ。

那須湯本3

殺生石や温泉神社を豪雪の中でも観光したくて雪深い中を30分程歩き体も冷えたので、早速日帰りの共同浴場である元湯 鹿の湯へ。傷ついた鹿が体を癒やしていたから鹿の湯と名付けられた伝えられ、明治時代に建造された建物が今でも残る木造建築は、時代から取り残されたように白一色の世界に静かに佇んでおり、この雰囲気だけでもその素晴らしさは伝わるのでは?

那須湯本4
(公式サイトより引用)

男湯は41、42、43、44、46、48度の6つの木造の浴槽があり、その雰囲気はノスタルジックの一言。各浴槽には含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉が源泉掛け流しで湯が投入されていて、温度を保つ為に随時店員が湯の量も調節しに来ていて、意外?にもその気遣いに感嘆する。先ずは手前の掛け湯の場所から湯を汲んで何度も湯を被り、そして41度の浴槽から入浴。外が寒かったせいもあって41度だとぽかぽか丁度良い位だったので、42、43、44度と順々に入り、そして46度へ。流石にこの温度になってくるとビリビリと体も痺れてきて、次は48度の浴槽へ。と入ろうと思ったら、地元の温泉主であろうおじさんから入浴の仕方を指摘されて、先ずは、腰まで1分、そして胸まで1分、最後は首まで1分という風に入らないと体への刺激が強いから、それを守るように言われその通り入る事に。言われた通りに入ってみると流石に激熱ではあるものの入れない事もなく、何とか48度も制覇して気分爽快。かなり硫化水素の匂いはたっぷりなもののとろりとした泉質、白濁した湯の温泉気分、高い酸度の洗浄効果とこれは期待以上に素晴らしい温泉だ。事前情報では地元の主達がのさばっているという悪い評判もあったものの、当日はそんな事もなくまた混んでもいなくて快適に楽しめたので、当方の評価は上々である。

HP:元湯 鹿の湯
住所:栃木県那須郡那須町湯本181
電話番号:0287-76-3098
営業時間:08:00-18:00
休業日:無休

那須湯本7

宿泊場所は滝の湯から徒歩2〜3分の場所にある小林館へ。至って普通の民宿で新しさはないものの綺麗に清掃もしてあり、宿泊する分に全く不都合はない。こちらを選んだ理由は幾つかあるのだが、漫画書籍コーナーがある事と猫ちゃんを飼っている事で、当日は新たに野良猫一匹も保護していたりと猫好きならばこの民宿を選んで損はないだろう。

那須湯本8

夕食も所謂旅館やホテルのように気取った料理は一切出てこないが、それが良い。小松菜の煮浸しや菊や大根の漬物にサラダ、そしてマグロや甘エビの刺し身。派手さは全くないけれど地の物であろう野菜もシンプルながら美味しいし量も程好く、高級旅館にありがちな豪勢に出すだけ出して残してしまうようなもったいない感じが一切なく、このような普段の料理って感じに安心感を覚える。

那須湯本9

メインは栃木だけど何故かきりたんぽ鍋。ご飯の代わりにきりたんぽは意外ながらも寒いせいかきりたんぽは温まって、また白菜や鶏肉もいっぱい入っていて、これは懐かしい郷土料理の雰囲気で絶品。旅館と言えば大概締めはご飯だけれども、意外性できりたんぽ鍋は高評価。あまり声を大きくして言う事ではないが酒の持ち込みも少量なばら可で、那須湯本にある地酒専門店の地酒処つきいで美味しい地酒を買ってくれば、夕食も十分に楽しむ事が出来るだろう。平日休日年末年始にかかわらず一泊二日二食付きで6700円なのだから、文句の一言も出るわけはない。

HP:小林館
住所:栃木県那須郡那須町湯本128
電話番号:0287-76-2238

那須湯本5

尚、敢えてこの地域の民宿を選んだ一つの理由として、地元組合員&那須湯本温泉の民宿宿泊者だけが利用出来る滝の湯がある事だ。滝の湯は那須湯本の共同浴場の一つではあるが日帰り入浴は不可で、我ら外の人間はこの地域の民宿に宿泊しないと入る事は出来ない。

那須湯本6

ここは鹿の湯と源泉が異なり御所の湯源泉を2つの浴槽へ掛け流ししている。左側が温い浴槽、右側が熱くなっているのだが正直どちらも結構熱い。浴槽の真ん中にある投入口に木の柱をぶっ刺して湯の量を調節して温度管理をしているので、他の人の迷惑にならない限りは木の柱を刺したり抜いたりして温度調節も可能だ。ちなみに石鹸やボディーソープは使用禁止、でも普通シャンプーは利用可と書いてあるのは少々謎。勿論酸性の強い温泉だからこそ石鹸等の使用は必要もなく、入浴しているだけで十分に綺麗になるという意味もあるのだろう。硫黄たっぷりの温泉は舐めてみると酸っぱくて流石の酸性の高さ、湯に浸かってみれば擦り傷もやや染みるなどなかなか強烈な湯で、しかしツルツルと肌も滑らかになってポカポカと体の芯から温まる。外はコンコンと雪が降り積もり、湯の流れる音だけが聞こえる静寂の木造建屋の中で、優しい木造りの浴槽に身をもたれれば溢れる白濁した温泉に包まれるその時間は、何とも風情あるものではないか。お金で買えない悠久の時を経るからこそ生まれるこの雰囲気、この温泉の風情が最高なのである。

HP:滝の湯
住所:栃木県那須郡那須町湯本128
電話番号:-
営業時間:05:00-23:00
休業日:無休
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