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Harvey Sutherland - Amethyst (Clarity Recordings:CRC-03)
Harvey Sutherland - Amethyst
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2013年にデビューを果たしたオーストラリアはメルボルンの新星は、しかしかのMCDEからのジャズやファンクも咀嚼したディープ・ハウスのリリースが起爆剤となった事は事実であるものの、その後は自身でClarity Recordingsというレーベルを設立しよりセッション性の高いジャズへと向かい自身の音楽性を確立させ、MCDEからのリリースがハイプでなかった事を証明している。その人こそMike KatzことHarvey Sutherlandで、DJだけではなくJuno 60などアナログシンセを用いセッションを組んでのライブも積極的に行うなど、資質としてはDJとしてよりは演奏家/作曲家の方にあるのだろう。Clarity Recordingsから作品をリリースするようになってからはよりセッションを行いながらジャズ/ファンク色を強く打ち出した音楽性が顕著だが、そのレーベル3作目も同様に演奏する人達の風景が眼前に浮かぶようなライブ感に溢れている。本作でもギターやダブルベースにドラムとサックスらの奏者を迎え、そしてSutherland自身はキーボードを演奏し、完全にハウス・ミュージックの影も残さずに昔のジャズの偉人のようなスピリチュアル・ジャズへと向かっている。繊細ながらも優美なエレピとざっくり変則的なドラムから始まる"Amethyst"、直ぐに艷やかなサックスと温かみのあるベースも加わって完全なジャズそのものな曲で、確かにクラブ・ミュージックの反復とは異なりどんどん自由に展開するセッション性と各楽器が交互に見せ場を作りながらも一体感のある演奏と、統制はとれながらも溢れ出してくるテンションは情熱的だ。そこからストリングスがエレガントに舞う後半への展開の変化して、グルーヴはしなやかに躍動するなど自由な構成ながらもジャズの統一感が全体を包括している。"I Can See"は素早く激しく打ち付ける変則ドラムがまず印象に残るが、光沢のある伸びやかなシンセやギターなどは逆にゆったりとしたメロディーで哀愁を奏でていて、高速ビートから一旦力が抜けて小刻みで繊細なビートに変化したところにしみじみとした心情を吐露するギターソロのパートは特に感情的だ。そこから再度ドラムの振動するビートは力強さを増して、ラストへと向かってキーボード等含めて全体が一枚岩の音の層となって盛り上がっていく展開は圧巻だ。
そしてリミックスで参加しているのは同じくメルボルンのDan WhiteことRings Around Saturnで、Firecracker傘下のUnthank等のレーベルからリリースした作品ではAI系テクノを思い起こさせるレトロ・フューチャーな響きが特徴のアーティストだ。ここでリミックスした"I Can See (Rings Around Saturn Remix)"はしかし完全にアートコア系のドラムン・ベースへと正に生まれ変わっており、強烈なグルーヴという点はオリジナルと同様だがサンプリングによるクラブの雰囲気に染まった鋭利で跳ねるリズム感が素晴らしい。そして揺蕩う如く浮遊している透明なパッドが揺らいで甘い香りを発するその響きは、AIテクノらしい近未来的なSF感もあり何処までも意識を遠くへと飛ばしていく。そう、きっとGoldieの"Inner City Life"を思い起こす人も決して少なくはないだろう。ルーツ志向ながらも古典に陥らずに今っぽさのあるSutherland、そして強烈なドラムン・ベースを披露したRings Around Saturn、どちらもお見事な手腕を披露しておりお勧めな一枚だ。



Check Harvey Sutherland
| CROSSOVER/FUTURE JAZZ3 | 21:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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