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Klauss & Craig - DJ Deep & Traumer Remixes (Planet E:PLE65395-6)
Klauss & Craig - DJ Deep & Traumer Remixes
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2018年の中頃に久しぶりの新作を発表したCarl Craig、それはアルゼンチンの電子音楽グループであるKlaussとのセッション作『Momentum』(過去レビュー)で、近年再燃しているモジュラーシンセに興味を持ったCraigがそれを用いて重厚感溢れるサイケデリックなテクノを制作した。ここで紹介する本作はそのリミックス盤となるが、手掛けているのはかつてDeeply Rooted House、現在はそれがテクノ化したDeeply Rootedを運営するDJ Deepと、自身でGETTRAUMを主宰しつつDJ Deepとも定期的にコラボしているRoman Poncet aka Traumerの二人。3曲収録なのものの全て同じ曲を同じアーティストがリミックスしている事もありインパクトとしてはやや物足りなさは拭えないが、実際に曲を聞いてみれば現在は硬派なテクノへと傾倒している彼等の手腕が発揮されて、原曲よりもフロアでの効果や機能性に磨きを掛けた内容に一安心だ。3曲のリミックスに共通するのはどれもブレイク・ビーツである事でデトロイト・テクノらしさは特に感じられず、彼等の硬い響きを打ち出したDJツール向けとしての機能に絞られ、その意味では原曲に束縛されず自分達らしさをそのまま表現している。ざっくりと金属的な鈍い響きのブレイク・ビーツに揺さぶられる"Repeat After Me (DJ Deep & Traumer - Free Your Mind)"は、やはり硬質で冷えた響きが如何にもベルリン的で無駄をこそぎ落としながらグルーヴ重視だが、中盤から線の細いコズミックなシンセのラインが浮かび上がる瞬間もあり、冷たいだけでなくエモーショナルに転換する場面はパーティーでも盛り上がりそうな展開を設けている。より切れ味鋭く跳ねたグルーヴ感を強調した"Repeat After Me (DJ Deep & Traumer - Free Your Soul)"もやはり無駄がなくスカスカな構成だが、こちらは重いベースラインが躍動しつつ叙情的なパッドと繊細な電子音が絡み合いながら、前述のリミックスよりはディープで艷やかな情緒によって包んでいく。そしてTraumer単独による"Repeat After Me (Traumer - Reduced Mind)"、こちらはより繊細でスムースなビートや電子音を細やかに配置した先の細さが強調されたリミックスで、前の2つのリミックスが上げるダンス仕様なのに対しこちらはクールなミニマルで沼へと嵌めていくタイプだろう。どれも原曲の重厚感満ちたSF的な雰囲気を残さずに、徹底的に機能性を特化させたリミックスで、これはこれで潔いお仕事だ。



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| TECHNO14 | 14:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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