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Aura Safari - Aura Safari (Church:CHURCH017)
Aura Safari - Aura Safari
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All My ThoughtsとCoastal HazeとUKのモダンなダンス・ミュージックの界隈で注目を集めるレーベルを主宰するSeb Wildblood、その彼がまた別に主宰しているChurchはテクノやハウスのみならずジャズやクロス・オーヴァーな方向にも振れて、現在特に面白いレーベルの一つになっている。そのようにここ数年ロンドン界隈では、ディープ・ハウスにジャズの要素を盛り込んだ音楽がまた再燃してきているように感じられるが、このChurchから突如デビューしたAura Safariなるバンドのアルバムは特に出来が良い。このイタリアの5人組バンドについて詳しい情報は持ち合わせいないものの、メンバーにはQuintessentialsや4 Lux等のレーベルでも活躍するディープ・ハウス系DJのNicholasも含まれており、もしかしたらそれぞれがキャリアのあるDJやミュージシャンなのだろうか。5人ものメンバーがいる影響か音楽性もディープ・ハウスにジャズ、バレアリックやファンクにブギー等正に多様にクロス・オーヴァーする内容で、それが上手く一つの世界観に纏められている。オープニングのエレピにしんみり切ない気持ちにされられる"Music For The Smoking Room"、トロピカルで快活なパーカッションと肉感的なベースも用いたフュージョン風の曲を聞けば、おおよそAura Safariの音楽性は理解出来るだろう。"Sahara"はハイハットが効いた複雑なリズムや生々しいベースによってジャズやフュージョンへとより傾倒しており、柔軟でしなやかなグルーヴやベースや鍵盤のセッション性の強い演奏はライブ感に溢れている。タイトル通りにインタールードの"Albaia Interlude"でもトランペットやエレピの情緒的な響きが深いメロウネスを奏でているが、それ以上にスモーキーな音像は例えばデトロイトのディープ・ハウス系のDJがルーツへと取り組んだような雰囲気も。同じジャジーな作風でも"The Lost Reel"はもっと視界が開けて青空が広がるバレアリックな爽快感があり、一転安定した4つ打ちを刻む"Saturn and Calypso"は乾いたパーカッションによるラテンフレーバーに陽気なブギー感覚があり、一曲一曲に個性が込められている。"Midnight Discipline"は特に打ち込みのリズムを活かしたディープ・ハウス調で、力強いビート感はクラブ寄りだがそこに艶めかしいサックスとしっとりしたエレピを被せて、程好くクラブ・ミュージックと親和性のあるジャズ・ハウスになっている。リリース元のレーベルがChurchという事もあり、ジャズやフュージョンに振り切れるのではなくハウス・ミュージック等の融和を軸にしており、ジャズ等を普段聞かない人達にとっても垣根を壊して興味を抱かせるには十分な内容であろう。Aura Safariの音楽によってリスナー側にとっても、分断されていた層がクロス・オーヴァーさせられるようだ。



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| CROSSOVER/FUTURE JAZZ3 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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