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Andres - D.ATLien EP (NDATL Muzik:NDATL 021)
Andres - D.ATLien EP

ここ数年暫くは自身で立ち上げたLa VidaからのEP作が続いていたヒップ・ホップとハウスをクロスオーバーするデトロイトのAndres。2019年にも新しいEPと、そしてMahogani Musicから待望のアルバムがリリースされているが、その前に2018年暮れにリリースされた本作も素晴らしいので、随分とレビューが遅れてしまったものの漏れずに紹介したい。こちらはKai Alceが主宰するNDATL Muzikからのリリースとやや意外ではあるものの、それもあってかいつものヒップ・ホップを下地にしたハウスではなく、キューバのパーカッショニストでありラテン・ミュージシャンである父のHumberto "Nengue" Hernandezの影響を受けたのだろうか、ラテンやアフロの陽気なグルーヴが炸裂するハウスを前面に出した異色な内容だ。A面の「Latin Side」の"Ensolardo (Sunny)"は燦々とした太陽光が降り注ぐ屋外の雰囲気のブラジリアン・ハウスで、激しくも爽快で跳ねるようなラテン・パーカッションの力強いグルーヴ感と情熱的な女性の声に先導され、ジャズやファンクを思わせる管楽器やキーボードの生々しいメロディーが色彩豊かに彩り、その音楽によって大勢の人達が踊り狂い全身で喜びを表現しているような風景が浮かび上がる圧倒的に楽天的な雰囲気だ。そして細かく歯切れの良いコンガのパーカッション乱れ打ちビートから始まる"Cafe Con Leche"はそこからブロークン・ビーツ風に鋭くもしなやかなリズムを叩き出し、優美なエレピやスペーシーなキーボードの甘くも艶のある響きがフュージョン的でもあり、クラブ・ジャズとの親和性の高さを伺わせるモダン性がある。B面の「Northwest Side」へと移るとこちらはいつものAndresといった音楽性で、"D-Town Connection"はデトロイトというモーターシティーのディープ・ハウスで、生っぽいざらつきのある歯切れ良いハウスのグルーヴにムードのある管楽器や艶めかしいシンセによって落ち着きながらも燻したような湿っぽさを感じさせる。そしてざっくりラフなヒップ・ホップ感のあるリズムが切れる"I Can't Hear You"は彼らしいサンプリング重視なファンキーなハウスで、軽く跳ねるようなグルーヴとブギーな煌めきや芳醇さのあるシンセが陽気で、古典な佇まいを纏った作風だ。"Come 2 Me (Instrumental)"はMoodymannのアルバムに収録された曲のインストバージョンで、色っぽくも卑猥な歌が削除されてヒップ・ホップとディープ・ハウスが溶けあった粘り強いグルーヴ感が強調されて聞こえる。とまれA面いつものビートダウンやヒップ・ホップを元にした曲と比べると、本作では随分と陽気かつ開放的でエネルギッシュな勢いがあるが、やはりサンプリングをベースにしたファンキーかつソウルフルな作風はこれぞAndresでファンであれば当然買いな内容である。



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| HOUSE14 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | |
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